当店がかつてお菓子を納めさせていただいていた井伊直弼公は、茶の湯に通じ「茶湯一会集」を表した文化人でもありす。茶湯一会集では有名な「一期一会」という言葉と共に「独座観念」「余情残心」という言葉が出てきます。「主客とも余情残心(よじょうざんしん)の中で別れの挨拶をする。客は露地を帰るその道すがら、どんなに感動が深かったとしても大声でしゃべるものではない。亭主は客が見えなくなるまで見送り、戻って一人炉の前に座る。」(井伊直弼と開国150年祭HPより引用)茶席の終わった後、主客ともに余情残心の中で足を進めたであろう庭の庭石が菓子のイメージです。「かえりみち」は寒天と羊羹にほんのり塩味を加え、粒栗を入れてあります。
贈り物に最適な詰合わせセット ◇◆余情残心C◆◇もございます
当店自慢の道芝・埋れ木12個・柳のしずく2個・かえりみち小の4点セットです!