商品説明 |
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唐の時代、欧陽询が書いた「虞恭公碑」は「虞恭公温彦博碑」とも呼ばれ、 唐太宗の贞观11年(637年)10月に刻まれました。 この碑は陝西省醴泉県にあり昭陵の墓所に付随する碑の一つです。 楷書で全体で326行あり1行あたり77文字で碑の上部には 「唐故特進・尚書右僕射・虞恭公温公之碑」という16文字の文字があります。この碑文は岑文本が執筆して欧陽询が書いたものです。 碑は歴代による損傷を受けており現在は完全な形で残っている文字は十分の一にも満たず、 伝承されている模写本は多くが偽造されたものです。 後に翁方綱が石の文字を洗い直して羅振玉もまた解説文を提供しました。 この碑は欧陽詢が81歳の時に書かれたものであり彼の楷書の集大成と言えるものです。 彼の筆跡は主に方筆を用いて点画が描かれ鉄で描かれた線が銀のフックで締まっており、 力強くしなやかです。 字の構造は険しく厳密であり横の力強さは筆を仰ぎ上げることで表され、 縦の力強さは筆を背中に向けることで表されます。 他の碑と比較してもこの碑は穏やかで安定感があり確固たるものです。 これは古典とされる価値がある碑文です。 ISBN:9787531843825 シリーズ名:中国歴代碑帖経典 出版日:2014年1月 言語:中国語(簡体・繁体) ページ:54 商品サイズ:A4 28.5 x 21.0 x 0.5cm 商品重量:140g 発送方法:メール便 |