商品説明 |
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陝西省漢中市以北の褒谷は古代の崖石刻の集まった場所である。 何百もの石刻が褒谷石門の内外に分布してその中で漢、魏を主体とする 13種類の崖石刻が最も有名であり『石門十三品』と呼ばれている。 『宋山河堰落成記』はその1品である。 『金石抽出編』には「崖の高さは7尺4寸8分、広さは1丈9尺8寸4分、計16行、行9字、 字の径は6寸程度、隷書」と記載されている。 この崖は現在漢中市博物館に移蔵されている。 『宋山河堰落成記』は紹熙五年(西暦一九四年)に刻まれており、 清嘉慶間の「紹熙」の二文字は石工に石を取られて不注意に破壊されたと伝えられている。 彫刻の記述は紹熙四年夏の水害、官府の庶民が資金を集めて堰を修理して特銘功は紀である。 刻石には撰書者の氏名は明記されていないがその書跡から晏袤所書と推定される。 晏袤は南宋紹熙年間の南鄭県令で性好古、尤工隷書である。 『宋山河堰落成記』は宋代隷書の佳品に値する。 字の結び目は広く穏やかな中で変化を追求して一部の字は上部が平らでまっすぐです。 更に下部が丸く回転してばらばらで方正と伸びやかな調和の中で少し篆意を帯びている。 ペンで横に細く縦に太くして波の勢いの放縦をすくい字の動きを強めた。 今の石の書道芸術は漢魏の書体の厚重雄強を継承して唐楷の構造の規則正しく、 宋人の筆法の流暢で生き生きとしている。 私たちは多くの書道愛好家の臨習参考のために『宋山河堰落成記』を影印出版した。 ISBN:9787501012428 シリーズ名:歴代碑帖法書選 出版日:2000年12月1日 言語:中国語(簡体・繁体) ページ: 72 商品サイズ:B5 26.0 x 18.5 x 0.4cm 商品重量:140g 発送方法:メール便 |