沈周(四)　中国古代画派大図範本　中国絵画/沈周(四)　吴门画派　中国古代画派大图范本

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廬山は匡山または匡廬とも呼ばれ江西省九江市の南に位置し
我が国の周朝に匡氏の7兄弟が山に登って修道し草廬を建てて隠居したことから名付けられた。
「匡廬奇秀甲天下」の誉れがあり歴代の文人に重んじられた。
この作品は沈周が師陳寛の70歳の誕生日を祝って作ったもので
『詩経・小雅』の「高山仰ぎ、景行止」の意味を取って
廬山主峰をもって自分の先生の道徳の高尚さを象徴するとともに、
先生に対する崇高な敬意を表します。
この作品は沈木曜日の11歳の時に精力的に集中して巨大な細筆で
その昔の得難い傑作のために作られた。
画家はパノラマ式の構図を採用し高遠法で画面を配置して山並みが重なり草木が繁茂し、
構造が厳格であり気勢が雄大である。
画面下段の近景の一角に山根斜面石を描き力松雑木を描く。
中段は廬山の滝を中心にして飛流が直下しておりその中の2崖間の斜横木橋は、
滝の直線の単調さを破っている。
同時に滝の左側の崖壁の石塊のテクスチャは内向的な動きを持っていて、
右側が中心にある丘の岸壁と力の衝突を生むようで丘の上向きの張力を強化します。
下段の2本の高大な力松はその姿が明らかに中段丘の上向き…