董源(三)　南方山水画派　中国古代画派大図範本　中国絵画/董源(三)　南方山水画派　中国古代画派大图范本

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この図は重山並みで岡を畳みシャティンの煙の木が画面に横たわり勢いが広大で広々としている。間には小さな人物、舟橋、茅屋、牛や羊が出没して隠れており山紫水明な江南の風景が広がっている。草木の山石は点群皴、乾筆、湿筆、破筆の濃淡で参与して概括は簡潔で樹木は厚く青々と茂っている感があり山石は雨粒皴法を用いて、変幻自在の奇を極める。
沈括が言ったように「近視は何種類かの物象ではなく遠視は景物が清然としている」。『瀟湘図』『夏景山口待渡図』と同じ伝世名跡でありいずれも董源後期の変体作に属している。
この巻には作者の金印がない。明董其昌は『宣和画譜』の記載に基づいて『夏山図』と命名した。「長」、「黄琳美之」、「袁枢」、「徐渭仁」、「黄芳私印」、「ポンウォンジェ書画印」、「汪令聞氏秘蔵」などの三十六印がある。明董其昌三跋、清徐渭仁、戴熙、潘遵祁など跋。かつて南宋賈如道、元史崇文、明黄琳、袁枢、董其昌、清斉梅麓、徐渭仁、黄芳、沈書?、近人ポンウォンジェなどのコレクションがあり、緒があると伝えられている。『古今画鑑』『清河書画蓮舫』『珊瑚網』『式古堂書画匯考』『虚…