商品説明 |
---|
【寸法】幅12×奥行14×高さ34(cm) ※手作り品につき仕様が変更になる場合がございます。予めご了承くださいませ。 ----------つるし飾りとは---------- 江戸時代後期、当時の雛人形はとても高価なもので一般のお家ではなかなか手に入らないものでした。 しかし、生まれてきた子に対する思いはみんな一緒。 母や祖母や親類縁者たちは、着物を解いた布で作った細工物を繋げてつるし、お雛さまの代わりに飾ることで子の無病息災を願いました。 つるし飾りは元々「つるし雛」と呼ばれておりましたが、お雛さまをつるすのは聞こえが悪い、縁起物の桃の節句に相応しくないという理由から「つるし飾り」と呼ばれるようになりました。 この風習は、静岡県伊豆稲取の「雛のつるし飾り」、福岡県柳川市の「さげもん」、山形県酒田市の「傘福」が有名です。 昨今ではお雛さまの脇飾りとして、可愛らしいデザインのつるし飾りが全国的に広まっています。 ---------つるし飾りに込められた願い※一例---------- 【犬】お産が軽いことにあやかり、安産でありますように。 【鶯(うぐいす)】春の訪れを告げる縁起の良い鳥。 【兎(うさぎ)】赤い目には魔除けの力があるといわれる。 【梅(うめ)】厳寒に耐え凛と咲く梅のように、美しく芯のある子になりますように。 【海老】海老のように腰が曲がるまで長生きできるように。 【おくるみ人形】我が子を大切に包み、風邪などを引きませんように。 【お手玉】子どもの遊び道具。13枚の布を合わせて作ることから「しあわせ」の意味もあります。 【亀】長寿と健康の象徴。 【巾着(きんちゃく)】お金に不自由することがないように。【座布団】早くお座りができるように。 【猿】「さる」にかけて、病が去る、災いが去るように。 【三角】昔の薬袋はすべて三角形でした。病気に無縁でありますようにと願いを込めて。 【三番叟(さんばそう)】伝統芸能の一つ。五穀豊穣や無病息災の願いを込めて。【扇子(せんす)】扇面の形が、末広がりに栄えることに通ずる縁起物。 【草履(ぞうり)】はやく歩けますように。 【鯛(たい)】めで「たい」日々が訪れますように。 【太鼓】邪を祓い、福を呼ぶ縁起物。 【蝶(ちょう)】蝶のように可憐に成長しますように。 【椿(つばき)】優美さと華やかさの象徴。美しい女性に育ちますように。 【鶴(つる)】長寿と健康の象徴。 【唐辛子】悪い虫がつかないように。 【ねずみ(俵ねずみ)】大黒さまの使いといわれる金運の象徴。俵は五穀豊穣を意味する。 【這い子人形】はいはいをする子は丈夫に育つといういわれから、健やかな成長を願って。 【春駒(はるこま)】馬の形をした玩具。馬は生命力が強く、子が元気に育ちますようにと願いを込めて。 【梟(ふくろう)】智恵の象徴。不苦労、福朗とも書く。 【ほうずき】薬草として利用されたことから厄除けの意味。 【鞠(まり)】正月の縁起物。丸々と円満にはずむ暮らしへの願い。 【桃】邪気、悪霊を払い、延命長寿を意味します。 |