商品説明 |
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洋蘭に生涯をかけた加賀正太郎 の審美眼が創り上げた木版画の 傑作「蘭花譜」限定100部 全12点 額1枚・解説書付 帙箱入 関西の実業家、加賀正太郎(明治21年〜昭和29年) は若き日の欧州歴遊で洋蘭と出会い、その美しさ に強く感銘し、莫大な資産を投じて京都の大山崎 山荘を建設し、洋蘭栽培を始めました。 新品種を誕生させ良花を後世に残すため104種を 木版画とカラー図版・単色写真図版で再現させた 版画集を自費出版しました。これが”日本の蘭の 彩色図譜”の傑作と称えられた『蘭花譜』です。 熟練の手仕事と膨大な時間を投じ 眠りから覚めた平成の「蘭花譜」 戦中・戦後の混乱の中、失われていたと言われた 当時の版木12点の存在が判明し、当時と同様の 木版画を摺り上げる事業が計画されました。 そして美術印刷の老舗「三浦印刷」の協力を得て 「蘭花譜」再摺作業が始まりました。 再摺作業には欠けた版木の補刻に彫師 松田氏が。 和紙は当時と同様に越前奉書紙が使用され 人間国宝 9代岩野市兵衛氏に依頼。 8人の熟練摺師が技のすべてを注ぎ1年の制作年数 をかけ限定100部で蘇りました。 ■技法:手摺木版画 ■用紙:越前生漉奉書紙 (人間国宝9代岩野市兵衛漉元) ■画寸:天地45.2×左右30.0cm マット寸法60.6×45.4? ■全12点 額1枚・解説書付 帙箱入 ■企画:三浦印刷 ■制作:芸艸堂 |