商品説明 |
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名摺師が手がける最高傑作 土佐光起 元和3年〜元禄4年(1617〜1691) 江戸時代の土佐派を代表する絵師。和泉国堺出身、父は土佐光則。名は藤満。承応3年(1654)、宮廷の絵所預となり、大和絵の主流だった土佐派を再興。狩野派と対抗した。後に剃髪して常昭と号した。京都で没する。代表作は「北野天神縁起絵巻」、「三十六歌仙図屏風」、「源氏物語図屏風」など。 ■夕顔(ゆうがお) 夏の日の夕方、源氏の君は大弐乳母の病気見舞いに行った。粗末な車に乗って従者も数人というお忍びであった。そのとき桧垣を新しく巡らし半蔀を四、五間上げて、白い簾の陰から外をしきりに窺っているらしい隣家の様子が目を引いた。板塀には夕顔が咲いていた。源氏の君は随身に花の名を問い、花を折らせにやった。すると童女が出てきて扇を差し出し、これに花を載せてさし上げるようにと言う。扇には歌が書かれていたことから源氏の君は歌の主に好奇心を起こす。 再版には、明治期に木版画で出版した当時の「原版木」を用い、京都在住の名摺師・佐治氏が当時のままに手摺しました。 ■The print is made from the original woodblocks(Meiji era) サイズ :絵ータテ23.0×ヨコ17.0cm 素材 :紙ー越前和紙 備考 本品はシートのみの価格となっております。額装をご希望の方は、 「諸名家用額額」をご覧ください。 |