土屋楽山 花石菖に簔白鷺(冬) Rakusan(Rakuzan) Tsuchiya

商品発送元:木版画 芸艸堂 Woodblock print UNSODO
"Flowering Sweet Flag" and Straw-raincloaked Little Egrets (Winter)
おもちゃ・ホビー・ゲーム、アート・美術品・骨董品・民芸品、絵画、版画
知られざる京都の木版作家
土屋楽山(1896-1976)Rakusan(Rakuzan) Tsuchiya
楽山花鳥画譜「花石菖に簔白鷺」
Flowering Sweet Flag and Straw-raincloaked Little Egrets (Winter)

京都生まれ。京都画壇の雄、竹内栖鳳に師事。
詳細で複雑な色の木版画は、第二次世界大戦前の1929年初頭から1933年半
ばまでの4年間で、100種類(月に2点の割合)の大版木版画「楽山花鳥画譜」
を楽山のスタジオで自刻・自摺され販売していました。
主に海外市場を中心に作品制作をされ、日本市場に登場する事が少ない
知られざる木版作家です。

発表当初、各図を約200枚摺りましたが、大変人気があり、限定番号を入れない
代わりに再版の度に色・落款、和紙の透かしを変更して1955年までに3回再版
されました。

エディションI(1929-1933)各200枚制作
エディションII(1935-1941)各200枚制作?
エディションIII(1948-1955)一部の柄を再版。

詳細な調査をされているサ…
商品説明
知られざる京都の木版作家
土屋楽山(1896-1976)Rakusan(Rakuzan) Tsuchiya
楽山花鳥画譜「花石菖に簔白鷺」
Flowering Sweet Flag and Straw-raincloaked Little Egrets (Winter)
 
京都生まれ。京都画壇の雄、竹内栖鳳に師事。
詳細で複雑な色の木版画は、第二次世界大戦前の1929年初頭から1933年半
ばまでの4年間で、100種類(月に2点の割合)の大版木版画「楽山花鳥画譜」
を楽山のスタジオで自刻・自摺され販売していました。
主に海外市場を中心に作品制作をされ、日本市場に登場する事が少ない
知られざる木版作家です。

発表当初、各図を約200枚摺りましたが、大変人気があり、限定番号を入れない
代わりに再版の度に色・落款、和紙の透かしを変更して1955年までに3回再版
されました。

エディションI(1929-1933)各200枚制作
エディションII(1935-1941)各200枚制作?
エディションIII(1948-1955)一部の柄を再版。

詳細な調査をされているサイトは>>こちら https://www.rakusan.net/index.html

芸艸堂は土屋家から現存する版木・和紙を買取、今回67年振り、4度目の再版
をする事ができました。

■ 和紙:エディション? 透かし入り和紙(土屋家所蔵)「白蛙老楽山」を使用
■ 紙寸法:60×47 ■ 版画寸法:48×33
■ 落款:摺り込み エディション?を使用
■ 版木:14枚(28版)■ 摺度数:45度摺 
■ 彫:楽山スタジオ 摺:中山 
■ 配送方法:紙筒に巻いて出荷します。

Rakusan(Rakuzan) Tsuchiya(1896-1976)
was born in Kyoto and studied art under the great Kyoto artist, Seiho Takeuchi.
His detailed and intricately colored woodblock prints were sold
by his studio before W.W.II until around 1948.

Unsodo bought an existing woodblock from the Tsuchiya family, and
this is the reprint in 67 years.
 ■ Paper: Echizen washi Paper:3rd edition watermark「白蛙老楽山」■ Paper size: width 60 x length 47 cm
■ Picture size: width 48 x length 33 cm
■ Stamp:printed ver.first
■ Carving : Rakuzan studio Printer: Nakayama
■ 28wood block, 45 times overprinting
■ Shipped wrapped in a paper cylinder
土屋楽山
 
 摺見本はエディション?より、落款は版木に残っていた初版の落款を使用

 和紙:エディション? 透かし入り和紙(土屋家所蔵)「白蛙老楽山」を使用

版木には杭(ハシバミ)が打ち付けられ、版木の反り、ねじれを防いでいるのですが、
大きな版木のため貼り合わせの版木(2枚の小さな版木を付けて1枚の大きな版
として使用)が多く、剥がれている版木が多数ありました。

 版木に巻かれている新聞紙(家庭で簡易に手に入り、クッション材として使用。
 通気が良く、印刷の匂いが木を喰う虫除けになると言われています。)は
 昭和13年(1938年)ドイツがポーランドに攻め込む時期で第二次世界大戦が始
 まりつつある時期です。
 摺り終わると新聞紙に包んで版木を保管する事から1938年の新聞紙が使用されて
 いるこの頃でもアメリカへ輸出していた事が新聞紙からわかります。

 もう一枚は昭和29年(1954年)3回目の再版時に巻かれた新聞紙

 足の鱗を表現した色板。版木は全部で14枚、裏表彫分け28版の板を使い
 45回摺重ね1枚が完成します。