【品種特徴】
万願寺とうがらしは、辛くない唐辛子で、京都府舞鶴市万願寺地区で大正時代末期に誕生した京野菜の一つで、「とうがらしの王様」とも称される甘とうがらしです。
とうがらしの仲間でありながら、辛味はほとんどなく、ほんのりとした甘みと青臭さの少なさが魅力です。
肉厚で柔らかく、種が少なく食べやすいことから、子供や辛いものが苦手な方にも好まれています。
そのため、地元では「万願寺甘とう」と呼ばれることもあります。
長さ10〜23cmほどの大型で、果実は細長く、肩部が一部くびれて少し湾曲し、皮が厚めでしっかりしており、果肉も肉厚です。
色は基本的にししとうのような緑色ですが、収穫を遅らせて赤く熟した「赤万願寺」も存在します。赤くなっても辛みは出ません。
天ぷら、炒め物、焼き物、おひたし、和え物など、さまざまな料理で活躍します。
生のままでも楽しむことができ、焼くことで甘みと風味がさらに引き立ちます。
柔らかな歯ごたえで、口の中に甘味がひろがります。
調理は簡単で、こんがり焼いてかつおぶしとしょうゆで味付けするだけでおいしく食べられます。
種が他の甘とうがらしと比べて少ないのも特徴です。
学名:Capsicum annuum
タイプ:ナス科トウガラシ属
【育て方】 ■日当たり・置き場所
日当たりがよい場所を好みますので、充分に日光の当たる場所で栽培しましょう。
■植付け
充分に気温が上がる4月中旬以降が植付けの適期です。
気温が低いと初期の生育が阻害され、その後の生育にも足を引っ張ってしまいます。
畑に植える場合はナス科の連作は避けましょう。
■水やり・肥料
比較的浅い場所に根を張るので乾燥に弱い性質があり、水切れは厳禁です。
土の表面が乾いたらたっぷりとやりましょう。
追肥として2週間に1回程度、配合肥料などを株元に施します。
■摘果・収穫
1果重30〜40g程度を収穫期の目安にします。
着果数が多くなり、なり疲れで草勢が低下してきたときは、小さめのナイフで収穫し曲がり果や肥大不良果を摘果して草勢を維持します。
収穫が遅れるとタネが太ってかたくなるので、早めにとります。
■注意
甘とうがらしは水切れや肥料切れのストレスで一部の実が辛くなることがあります。
夏場の水切れ・肥料切れにはご注意下さい。
実が辛くなったときは、その実を取り除き、追肥して下さい。
【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。
背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。
植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。
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