果実は1.5〜2cmくらいの小型の品種です。
非常に辛く、沖縄では泡盛に漬けて調味料として日常的に利用している品種です。
育て方は普通のとうがらし品種に準じます。地域により遅霜にご注意ください。 学名:Capsicum frutescens
別名:Shima pepper
ナス科トウガラシ属
【すばらしい特徴】上向きの果で実の長さ1.5〜2cm程度、小型です。
辛さを味わうだけでなく、上向きのカラフルでかわいい形の実は観賞用としても楽しめます。
シマトウガラシや、タバスコ、プリックキーヌー、キダチトウガラシは、学名で Capsicum frutescens に分類されます。
果実は唐辛子より小さいですが、唐辛子より辛味が強いです。
秋に白花を咲かせます。果実は、成熟するにつれ、緑→黄→橙→赤と色が変化します。
乾燥させたシマトウガラシを泡盛に漬けこんだものにコーレーグス(高麗薬)という調味料があり沖縄そばなどにかけて食べます。
シマトウガラシをオリーブオイルに漬け込んで辛味調味料としても使います。
★ご注意★
実や種を触った手で目や口をこすらないで下さい。
実を子供や赤ちゃんが触らないように注意して下さい。
甘いピーマンの横で栽培すると花粉が交雑して甘いピーマンが辛くなることがあります。
※出荷タイミングにより、苗の大きさは大きくなったり小さくなったりしますが、生育に問題が無い苗を選んで出荷します。
※植物ですので多少の葉傷み等がある場合もございますが、あらかじめ、ご了承下さい。【育て方】
■日当たり
日当たりがよい場所を好みますので、充分に日光の当たる場所で栽培しましょう。
ただし夏場に1日中、日があたると落花の原因(高温状態)となる為、午後は日影になる様な場所が最適。
■植付け
畑に植える場合はナス科の連作は避けましょう。
鉢植えの場合は市販の培養土に緩効性肥料などを少量施します。
■水やり・肥料
ピーマン・とうがらし類は比較的浅い場所に根を張るので乾燥に弱い性質があり、水切れは厳禁です。
土の表面が乾いたらたっぷりとやりましょう。島とうがらしは基本的に追肥はしません。
肥料をやりすぎると葉はよくしげるが、実は小さく、少なくなります。
分枝性が強く株が開張気味になるので、風が強い場所では支柱をたてて株を安定させて下さい。
■収穫
着果数が多くなり、なり疲れで草勢が低下してきたときは、摘果して草勢を維持します。
収穫時の実の大きさの目安は約2cm。赤く熟した実は、早めに収穫しましょう。
枝のままつるして、乾燥保存する事も出来ます。
【お読みください】
収穫までの期間などはあくまで目安です。収穫時期、収穫量や辛さ、食味などは毎年の気候や栽培地域・栽培環境・施肥量などにより変化します。ご了承ください。
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