交配後約40日で収穫できる極早生の白皮ノーネットメロンです。
通常メロンは、雨除けや整枝をしないと湿度が高くなる梅雨時などに病気が多発してしまい栽培が難しい作物です。
また整枝を行わないと、栄養分が果実以外にも分散されて品質の良いメロンが収穫できません。
極甘らくらくメロンは病気に強く栽培しやすい品種で、雨除けなしの放任栽培でも、果重1.5kg程度、糖度16度前後の甘くて美味しい本格的なメロンが収穫可能です。
うどんこ病などの病気にも強く、実付も良いので作り易い品種です。
畑でも鉢植えでも栽培可能。鉢植えの場合は野菜用の大き目の深型プランターを使用してください。
ツルを誘引するネットや支柱は必要です。
【特徴】
・栽培容易で雨除けなし放任栽培でも収穫できる白皮ノーネットメロン。
・登熟日数40日で極早生品種。
・果重は1.5〜2.0kgで肥大性に優れる。
・果肉は緑白色で緻密、糖度14〜17度。
・収穫後の日持ちにも優れる。
・着果数は3〜6個前後で、2番果、3番果まで収穫できる。
・花痕部分に黄色が出る、甘い香りがする、青みが抜ける、へたに離層が形成されれば収穫適期。
(栽培上の注意)定植前もしくは活着後、主枝の摘芯を行う。以後放任で良い。
【育て方】
<鉢植えの場合>
日当たりと風とおしの良い環境を好みます。
容積25L以上の大型のプランターで栽培は可能です。
野菜用培養土をプランター(鉢)の8割ほど入れます。
ベランダや軒下など、雨が当たりにくい所にプランター(鉢)を置くようにします。
定植時には根鉢を崩さず、浅めに植え付けることがポイントです。
また、定植と同時に支柱を立てて誘引も始めるとよいでしょう。
<地植えの場合>
■土づくり
畑植えの場合は水はけのよい土を特に好みます。
土壌適応性は高いですが、酸性土壌を嫌うため、植え付け2週間前に苦土石灰100g/m2を混ぜておきます。
畝底部に元肥を混ぜ込んでおきます。
前作でウリ科の野菜を栽培していない場所を選び、十分に暖かくなってから定植します。(関東地方で4月下旬から)
植え付けは、直径40cm程度の円形の山型に土を盛った「鞍つき畝」に植えます。
0.8m2あたり1本、複数定植する場合は、株間1m間隔で植えましょう。
■摘芯
親づる5節で摘芯します。
後は放任で栽培可能ですが、つるがこみ過ぎた場合は適時に摘心してください。
■収穫
開花後40日程度で収穫できるほどに生長します。
ただし、結実した全ての実を大きくしてしまうと、株の栄養が足りなくなって実の味も落ちてしまいます。
実はこぶし大くらいに大きくなったら、1本の子づるに2〜3個になるよう余分な実は摘み取っていきましょう。
花痕部分に黄色が出る、甘い香りがする、青みが抜ける、へたに離層が形成されれば収穫適期です。
【お読みください】 掲載苗画像はお届けする苗のイメージです。背丈・株張りなどは出荷タイミングや毎年の気象などで、小さくなったり大きくなったりすることがあります。苗の大きさの大小はその後の生育には大きく影響しません。弊社基準に達した苗のみ出荷しております。ご了承ください。植物アレルギーのある方は、栽培にも利用にも注意が必要です。植物には個体差があります。生育や収穫量などは毎年の気候や栽培環境により変化します。ご了承ください。