農薬や肥料を使わずに栽培されたピスタチオを職人が釜でローストしました。
おやつやお酒のおつまみにぴったりのコクと甘みが強いイラン産ピスタチオです。ピスタチオは栄養豊富なナッツで、遥か4000年前から栽培されています。実をつけるまでに7年かかりますが、比較的栽培しやくすく中近東やトルコ、アメリカのカリフォルニアでも栽培されています。日本で販売されているピスタチオの多くは、カリフォルニアから大量に仕入れて、日本で加工、包装されています。大量生産するために、機械で一気に乾燥、ローストしている製品や、油を加えている製品も少なくありません。カリフォルニア産のピスタチオは、イラン産のピスタチオと形はほとんど変わりませんが、食べ比べてみると味の違いがはっきりとわかります。日照時間が長く、乾燥した砂漠のような環境を好むピスタチオにはイランの風土が最適なのです。
サフランで殻を色づけした贅沢なピスタチオ
バイオシード社のピスタチオは、原産地であるイランのラフサンジャンにある契約農家で農薬や肥料を使わずに栽培されました。土壌のミネラルと太陽の恵をたっぷりと浴びたピスタチオを天日でじっくりと乾燥させた後、機械を使わずに職人が釜でローストします。機械で高熱を加えることがないため、ピスタチオが持つ、本来の風味や酵素が残っています。このピスタチオは、他社のピスタチオと比べると、殻の色が黄色く、中の薄皮もピンク色の部分があります。殻が黄色いのは、釜でローストする際に、高価なサフランを少量加えているから。これは昔ながらの方法で、食べるとほんのりとサフランの風味が感じられます。そして薄皮のピンク色は、なんとビタミンの色で新鮮さの証なのです。「こんなにおいしいピスタチオは初めて」という声も多く、味にこだわる本物志向の人に、是非食べてほしい一品です。
栄養面でのポイント
ピスタチオは他のナッツ類と同様に、ミネラルやビタミンが豊富です。特に、ビタミンB群や、カリウム、食物繊維が豊富で、体型が気になる人にもおすすめです。また、ピスタチオの成分の半分は脂質ですが、ピスタチオに含まれる脂質のほとんどは、血中コレステロールを下げる不飽和脂肪酸です。コレステロールもゼロなので、ビールのおつまみやおやつにぴったりです。