『Butter Machine』はマイケル・ランドウとのコラボレーションにより、彼が考える理想のディストーション・ペダルを制作すべく開発をスタートし、これまで2年以上に渡り数多くのプロトタイプを制作しました。マイケル・ランドウ自身が実際に現場で使用したフィードバックによる調整を重ねて完成した、マイケル・ランドウのシグネチャー・ディストーション・ペダルです。本人のライブやセッション、サポートなどの現場だけではなく、数々のレコーディング・スタジオやロサンゼルスの自宅スタジオでも幾度となくテストを繰り返す事で、新たなアイデアの実装や様々な改良などが行われました。その結果、とてもユーザブルで利用シーンを限定しないオーバードライブからディストーションの守備範囲を持つ歪みペダルが完成しました。サウンドにダイナミクスが付けやすく、ピッキングニュアンスをギター側でコントロール出来る新しいディストーション・ペダルとなります。
【マイケル・ランドウ本人からのコメント】
とても長い間、私はメインのディストーション・ペダルとしてSD9を使用してきたが、このペダルには”少し"の良い部分と悪い部分が混在していてそれに常に悩まされてきた。例えば、ペダルのツマミの設定をシビアに行わないとコンプレッションが強すぎたり、トレブリーな鋭いサウンドになってしまう点などだ。そこで数年前にDaiya(トライサウンド代表者)に、SD9の音質的に良い部分を参考にして、過度なコンプレッションを無くし、鋭い高音域(ハイエンド)の部分を取り除いたディストーション・ペダルをデザイン出来ないか相談した。
スタート当初はSD9のサウンドの良い部分を参考にすることで始まったが、開発の中で試行錯誤を繰り返し、結果この新しいVemuramディストーション・ペダルは様々な改良とアイデアが実装されたものになった。ゲイン、ボリューム、トーンの3つのノブの他に2つのトリム・ポットを上部に搭載しており、このトリム・ポットにより他のディストーション・ペダルではあまり見られない特異的な方法でトーンを微調整出来る。
最終バージョンのVemuramディストーション・ペダルは、私にとって完璧とも言えるほどオープンでナチュラルな「Feeling」(フィーリング)のオーバードライブサウンドを持っている。ゲインとサステインはもちろん十分あるし、ギターのボリュームを絞ってもクリアでパンチー(押し出しの強いサウンド)が得られる。また音楽的な要素も保ちながら十分なオーバードライブサウンド(歪み具合)を簡単に調整することもできる。
僕らはこのペダルを「Butter Machine」と名付けた。その理由はこのペダルを弾けば分かると思う。とても満足できるサウンド体験をあなたに!
※Butter Machineの「Butterサウンド」が意味するのは、LAミュージシャンやギタリストの間でスラング的に言われている心地よいギターの歪みサウンドの事です。
「マイケル・ランドウ より」
この『Butter Machine』ディストーション・ペダルを是非一度お試しください。
【Specifications】
Controls : VOLUME, GAIN, TONE, LOW-MID (Trimmer), SPARKLE (Trimmer)
Switch : ON / OFF
Terminal : Input / Output
Power : 006P(9V Battery) or 9V regulated AC/DC adapter (Center Negative Tip)
Size : 70mm(W)x113mm(D)x50mm(H)
Weight : 425g
※画像はサンプルです。