Solid State Logic (SSL) / UC1 SSL nativeプラグインコントローラー

コンソールのエルゴノミクスと制作ワークフローに関する数十年にわたる SSL の独自の知識に基づいて、UC1 は、付属の SSL Native Channel Strip 2 および Bus Compressor 2 プラグインを DAW セッション内で同時に多機能制御できます。UC1 の中心にあるのは SSL 360° プラグイン ミキサーです。これにより、ユーザーはすべてのチャンネル ストリップとバス コンプレッサーにアクセスして 1 つの仮想コンソールの概要で制御でき、ミキシングへの真のコンソールのようなアプローチを提供します。

SSL nativeプラグインコントローラー

UC1はSSLプラグイン Native Channel Strip2 と Native Bus Compressor2 専用のハードウェア・プラグイン・コントローラーです。

SSLサイトからダウンロードで入手できる ”SSL 360°”プラグイン・ミキサーとのシームレスな統合でDAW上にヴァーチャルSSLチャンネルストリップを構築し、まるでSSLコンソールを操作しているかのようなフィジカルでのチャンネルストリップ、バスコンプレッサーのコントロールを可能にします。

SSLは数十年にわたりレコーディングコンソールを開発・製造してきました。SSLコンソールのデザインはスタジオのワークフローにおいてベンチマークといえる存在です。UC1はこの数十年に及ぶSSLのコンソールデザインをベースに完全なSSLプラグインとの統合によりデスクトップ環境においてもベストなワークフローを提供し、ユーザーは音楽・音声制作に集中することができます。

Virtual SSL Console

UC1はSSLサイトよりダウンロード可能な “SSL360°“プラグイン・ミキサーと連動し機能します。SSL360プラグインミキサーはUC1のシステムの中心で、ひとつのウィンドウ内ですべてのチャンネルストリップとバスコンプレッサーを視認、コントロールすることが可能です。このプラグインミキサーはプラグインとの連携でまるで本物のミキサーのような操作感を提供します。

SSL Channel Strip 2 プラグイン

SSLラージ・コンソールXL9000Kコンソールのデジタルモデリングから開発されたSSLNative Channel Strip 2は、DAWで最新のSSLサウンドを実現するために必要なすべてを提供します。 SSLネイティブプラグインは、英国オックスフォードにあるSSL本社のエンジニアのチームによって設計された唯一のプラグインであり、コンソールが作成された元のデータシートと仕様を唯一許されたチームです。

UC1の開発にあたり、前モデルのコードを一から見直し、独自のアンチクランピングアルゴリズムを含めることにしました。これにより、あらゆる形式の位相と振幅のラッピングが防止されます。 その結果、これまでで最高のサウンドのSSLチャンネルストリップが実現しました。パンチに溢れ、歪みがなく、あらゆるソースに対応可能です。

UC1は、Channel Strip 2プラグインの主要なパラメーターすべてをコントロールすることができ、SSLラージコンソールと同様の構成と視覚的なフィードバックを備えており、チャンネル・プロセッシングのスイートスポットを素早く見つけ出すことができます。

Bus Compressor

Native Bus Compressor2はStereo Bus Compressor (SSL G-Comp) は、1980 年代の SSL アナログコンソール SL 4000 G シリーズのセンターセクションに搭載されていたマスター用ステレオ・バス・バスコンプレッサー Stereo Bus Compressor (SSL G-Comp)をモデリングしたものです。このステレオ・コンプレッサー出来上がるミックスのサウンドにパンチとドライブを加え、サウンドをより良く、よりパワフルにすることを目的として設計されており、あなたのミックスするサウンドに妥協のない一体感や強さをもたらします。またこのユニットは、優れた音響特性を持ち、世界有数のオーディオエンジニア達が多くのヒットミックスをクリエイトしてきた SSL サウンド のキーエレメントでもあります。

UC1の本体中央には、SSL Native Bus Compressor2 とつながるBusCompressorコントロールがあります。本格的なレイアウトとメータリングは、SSLコンソールの中央セクションに組み込まれているハードウェアバスコンプを制御しているように感じます。 1970年代からSSLコンソールに見られるようなクラシックなムービングコイルゲインリダクションメーターを使用、バスコンプレッサーのアタック/リリースタイムとゲインリダクション特性を完全に表し、プロデューサーやエンジニアが楽器、サブグループ、そしてもちろんミックスがどのように反応しているかを正確に知ることができます。

動作環境

■プラグイン形式:AAX Native / Audio Unit / VST3 and VST Plug-ins (64bitのみ)

■Mac

・macOS 10.14以降 (64bit版)

・Rosetta2を使用したApple M1チップ対応

■Windows

・Windows10 (64bit 版)

■共通

・RAM 8GB 以上

・Intel Core i5プロセッサー 2.4GHz以上

・インターネット接続(インストールとアクティベーションに必要/SSL User Account , iLokアカウントへの登録が必要)

・1280×960解像度異教のディスプレイ(Retina非搭載のMacBookには非対応)

■製品寸法(横×奥行×高さ) 300mm×266mm×61mm / 本体重量(本体のみ) 2.1kg