YAMAHA ヤマハ / YC88(専用ソフトケースセット!)ステージキーボード(YRK)

『YC88』の特長
ナチュラルウッドグレードハンマー3(NW-GH3)鍵盤 搭載モデル
88鍵のNW-GH3鍵盤(白鍵:木製象牙調 / 黒鍵:黒檀調 仕上げ)を搭載するYC88は、ピアニストのダイナミックかつ繊細な演奏表現に対応するモデル。アコースティックピアノと同じく天然木の無垢材で作られた鍵盤は自然な重量感とタッチを生みだし、低音域で重く、高音域では軽くなるハンマーアクション機構はグランドピアノ本来の機構を再現したものです。ヤマハ独自のドリプルセンサー採用によりグランドピアノ同様に音切れのない高速の同音連打を可能としています。

■ステージキーボードに求められる本物のサウンド
YCシリーズのステージキーボードとしての高い汎用性は、伝統的なヤマハグランドピアノからアップライトピアノ、ビンテージエレクトリックピアノやヒストリカルなキーボード、ロータリースピーカーを備えたトーンホイールオルガン、更にはシンセサイザーにアコースティック楽器と、最高の演奏を生む可能性を秘めた"プレミアムキーボードサウンド"としてそのサウンドエンジンに詰め込まれています。また、ヤマハ独自のVCMテクノロジーはアナログEQ、コンプレッサー、フェイザーといったビンテージ機器の挙動を、回路を構成している素子レベルで忠実に再現。単純なデジタルシミュ―レーションでは再現不可能な音楽的な表現力を備えた楽器として、まさにその時代の本物のサウンドを生み出します。

ヤマハプレミアムアコースティックピアノ
2種類のプレミアムコンサートグランドピアノ(CFX、S700)をはじめとしたアコースティックピアノボイス4種に加え、OS v1.1へのバージョンアップにより新たに2種類のピアノボイスを追加収録。いずれもピアノサウンドの定番として欠かす事の出来ないアイコニックなサウンドです。

【CFX】
17年の熟成期間を経て誕生したヤマハのフラッグシップ フルコンサートグランドピアノCFX。フルオーケストラの編成内においても決して埋もれることのない、繊細できらびやかな高音域とパワフルな低音域。圧倒的なダイナミクスレンジと力強さを兼ね備えたヤマハ最高峰のピアノです。

【S700】
ヤマハの熟練の職人が手がけたハンドクラフトのグランドピアノS700は、アンサンブルの中でも個性を発揮するパワーと、ソロからバッキングまで繊細かつ豊かに表現できる個性を持ったピアノです。S700はポピュラーなグランドピアノボイスとして、歴代のピアノシンセサイザーS90ESやミュージックプロダクションシンセサイザーMOTIF ESにも収録されています。

【C7】
世界中で数々のレコーディングに使用されているC7は、ミックスの中でも埋もれない力強さと明快なサウンドが特徴のグランドピアノです。

【U1】
世界で最もポピュラーなピアノと称されるU1。その中でもビンテージで使いこまれたサウンドキャラクターを持つ個体のサウンドを収録。耳なじみのよい音と響きはアップライトピアノの代表的な音色であると同時に、代替えする事のできない特別なものです。

【NASHVILLE C3】 OS v1.1 追加音色
Nashville C3は世界的なミュージシャンとの関係を築くヤマハのアーティストリレーションチームとサウンドデザイナーの協力により新たに収音された個性豊かな小型グランドピアノです。このC3はアメリカ合衆国テネシー州にあるYamaha Entertainment Group Studiosで録音され、独特の雰囲気と個性を最大限活かせるよう、その信号はアナログのオープンリールデッキを介して処理されています。

【Live CF3】 OS v1.1 追加音色
ヤマハのステージピアノCP300に収録されているクラシックなCF3音色は、これまで数々のプロミュージシャンを魅了してきました。その力強いサウンドは、特に海外のポップスやゴスペルミュージシャンに好まれ演奏され続けています。

エレクトリックピアノ&キーボードサウンド
伝統的なエレクトリックピアノからストリングスやシンセパッド等、ステージキーボードとしての汎用性を高めるハイクオリティな定番音色を搭載。

【FMエレピ】
1983年、ヤマハはデジタルシンセサイザーDX7を世に送り出し、今やミュージックシーンに欠かす事のできない“FMサウンド”を広く普及させました。YC61に搭載された本物のFM音源が奏でるFMエレピサウンドは、キータッチへの素早いレスポンスと、サンプリング音源では表現できない圧倒的なダイナミクスレンジを持った、まさに“本物のFM”サウンドです。

【CP80】
1978年、ライブバンドで使用するエレクトリックグランドピアノとしてCP80とCP70は登場しました。YC61にはパワフルでダイナミックレンジの広いCP80サウンドが収録されています。

【78 Rd / 75 Rd / 73 Rd / 67 Rd】
レンジが広く様々な音楽ジャンルで使い勝手の良い【78 Rd】、ダーティでファンキー、乗りの良さや個性を求める音楽に最適な【75 Rd Funky】、ファットで暖かいビンテージサウンドの【73Rd】、フェルトハンマーによる独特なサウンドが特徴の【67 Rd】と、年代によって個性的なサウンドを持つエレクトリックピアノボイスを収録。

【73 Rd Studio / 74 Rd Stage】 OS v1.1 追加音色
OS v1.1にはバラードやジャズ、R&Bなどのコードワークにフィットするスムースで暖かみのある【73 Rd Studio】、アグレッシブで演奏にアクセントがつけやすく、ソロや「食う」と表現されるようなグルーブ感のあるリズムパートに最適な【74 RdStage】の2種類のエレクトリックピアノサウンドを追加収録。

【Wr】
ダイナミックレンジの広い、リードタイプのエレクトリックピアノサウンド。ビンテージな【Wr Warm】とモダンな【Wr Bright】の2種類を収録。

【シンセサイザー、ストリングス、他】
FM音源を使用したシンセサイザーサウンドをはじめ、ストリングスやブラスサウンド等、100種類以上の多彩な音色を収録。スプリットやレイヤー、ソロプレイなど様々なシチュエーションへの対応を可能とします。

オルガン&ロータリースピーカー
【VCMオルガン音源】トーンホイール方式のビンテージオルガンを忠実に再現するVCMオルガン音源を搭載。選択可能なVCMオルガンタイプは全3種。さらにトーンホイールのリーク音やキークリック音のレベルを調整する事で、オルガンの個体差や経年劣化までも表現し、自分好みのサウンドを作る事が可能です。

【VCMロータリースピーカー】
ロータリースピーカー特有の音の飽和感や温かみまでも再現するVCMロータリースピーカー。クリアでサウンドに深みのあるスタンダードタイプと、歪み成分の強いトランジスタープリアンプ付タイプの2種から選択可能。ホーン(高域側)とローター(低域側)それぞれの回転スピードや加/減速のスピードなど自分好みのセッティングが可能です。

【FMオルガン】
FM音源によって再現される往年のトランジスター方式のオルガンサウンド。8本のドローバーはそれぞれ8つのオペレーターに対応し、ロータリースピーカーやアンプシミュレーターエフェクトと組み合わせることで個性的なサウンドを作る事が可能です。

【ドローバー】
伝統的なトーンホイールオルガンの操作性と洗練されたイメージをかね備えたシースルータイプのドローバーを搭載。ドローバーの位置とは異なるセッティングを呼び出した際も、パラメーターを示すLEDのライトをドローバーノブに遮られる事なく確認する事が出来ます。LEDカラーは全7色から選ぶことができ、アッパー、ロワー毎にカラーを変更する事も可能です。

VCMテクノロジー
オリジナルの楽器が持つ繊細でダイナミック、時に曖昧で音楽的な表現力。ヤマハのVCM テクノロジーはその回路をトランジスターや抵抗器ひとつまでもバーチャルな回路上に再現、単純なデジタルシミュ―レーションでは不可能なリアルなサウンドとして蘇らせます。伝統的なトーンホイールオルガンとロータリースピーカーを再現するVCM オルガン音源とVCM ロータリースピーカー。ヴィンテージエフェクターやハイエンドスタジオ機器等の回路を忠実に再現したVCM エフェクト。オルガンとの相性も抜群なクラシックなギターアンプを再現したVCM アンプモデル等。YC シリーズのサウンドの要所にはVCM テクノロジーが使用されています。
YAMAHA YC SPEC