パイオニアプレイヤー"60年の歴史"
パイオニアのレコードプレーヤー作りの歴史は60年前に遡ります。1955年、当社初のレコードプレーヤー「PLA-1」を発売して以降、研究と開発を続け1972年に発売された「PL-1200」には、現在プロDJ用のレコードプレーヤーには必須とも言える“ダイレクトドライブ方式”を採用しました。その後、クオーツロック方式の「XL-A700」などさまざまな最新技術を投入したレコードプレーヤーの導入を経て1983年には「真の音楽性の再現」を開発理念とし最高の音質を追求して作られた“Exclusiveシリーズ”から「P3a」を発売しました。高額なハイエンドプレーヤーでありながら多くのオーディオファンに愛用・評価され、今なお名機として多くのオーディオファンの間で語られています。その後、数多くのレコードプレーヤーを開発・発売する中で音質や性能にこだわったレコードプレーヤーづくりのノウハウを蓄積していきました。
レコードプレーヤー作りと並行して、1990年初頭よりDJ/クラブ関連機器の開発を始め1994年には当時レコードプレーヤーが主流だった市場に世界初のCDを用いたDJ用プレーヤー「CDJ-500/CDJ-50」を導入しました。CDJは市場に受け入れられ、世界のプロDJやトップクラブなど市場からのフィードバックや研究開発を続け、2001年に発売された業界初のスクラッチパフォーマンスが可能なDJ用CDプレーヤー「CDJ-1000」の導入を機にパイオニアのDJ用プレーヤーは市場のデファクトスタンダードとしての地位を確立し、現在に至るまで維持し続けています。
長年にわたり高音質を追求し研究・開発を続けてきたレコードプレーヤー作りのノウハウと、クラブ市場におけるトップブランドとして培ってきた設計技術を融合しプロDJ・クラブ用途として最高のレコードプレーヤー「PLX-1000」が誕生しました。