DBR12
12インチ口径ウーファーを搭載した、サイズとパフォーマンスのバランスに優れたモデル。広帯域を高音圧で再生可能なDBR12は、メインスピーカーもフロアモニターもこなします。
引き継がれたDの系譜
ヤマハの新パワードポータブルスピーカーDBRシリーズは、ヤマハPA用パワードスピーカーラインナップの中で最も可搬性に優れたシリーズです。世界中で好評の上位機種DSRシリーズ、DXRシリーズの開発を通して蓄積されたDSP処理、音響設計、機構設計の技術を継承しつつ、小型軽量化、高音質、高音圧の両立を実現しました。ラインナップは10インチ径ウーファー搭載モデルで、ク ラス最小級のコンパクトサイズかつパワフルでユーティリティスピーカーとしても最適なDBR10、12インチ口径ウーファー搭載でサイズとパフォーマンスのバランスに優れメインスピーカーもフロアモニターもこなす定番のDBR12、そして余裕の低域を誇りメインスピーカーに最適な15インチ径ウーファー搭載モデルDBR15の3モデル。小中規模ステージのメインスピーカーから、大規模会場 のフロアモニター、または設備における吊り設置など、幅広い用途に対応します。
高効率1000W Class-Dパワーアンプ
新設計Class-Dアンプにより、軽量化と高出力の両立に成功。高耐入力のスピーカーユニットとの組み合わせにより、1000W※(ダイナミックパワー)の高出力および最大132dB SPL(Peak)の高音圧を誇ります。*DBR10=700Wダイナミックパワー
カスタム設計のスピーカーユニット
2.5インチ径ボイスコイル*の高耐入力ウーファーはアンプからの大入力に耐えられるよう検証を重ねて設計されており、歪みが少なく明瞭な低域を再生します。また中高域には1.4インチ径ダイアフラム搭載のコンプレッションドライバー※が高分解能を実現します。*DBR10: 2インチ径ボイスコイル1インチ径ダイアフラム搭載コンプレッションドライバー
コンパクト、軽量かつ堅牢なエンクロージャー
エンクロージャーの素材には、軽量かつ堅牢な、肉厚プラスチックを採用。グリップ感にこだわった持ちやすいハンドルが可搬性をさらに高めます。またスピーカー前面を覆うメタルグリルは、使用時、運搬時の衝撃から内部コンポーネントを保護するだけでなく、ステージや設備において主張しすぎないプロフェッショナルな印象を与えます。
便利な簡易ミキサー
DBRシリーズはCH1, CH2の2系統の入力を持ちます。CH1にはマイク、ラインレベル切り替えが可能なコンボ端子(XLRまたはTRS Phone接続)、またCH2には、コンボ端子とRCApinのラインレベル入力を備えています。出力コネクターの信号は、CH1とのパラレル接続またはCH1とCH2のミックスアウトが選択可能となっており、システムの拡張も容易です。
フロアモニタリングにも高い性能を発揮するエンクロージャーデザイン
DBRシリーズはスピーカースタンド設置用のポールソケットに加え、フロアモニター設置に最適な50°のモニターアングルを備えています。D-CONTOUR MONITORモードと併用することで、フロアモニターに最適な音環境を容易に構築することができます。さらにDBR12, DBR15は左右対称のエンクロージャー設計により、ボーカリストのフロアモニターやキーボード演奏者のステレオ音場モニターに求められる「ミラーモード」設置が可能です。
設備設置に対応するリギングポイント
DBRシリーズのエンクロージャーにはリギングポイント(M8用ネジ穴)を装備しており、オプションのヤマハスピーカーブラケット(壁、天井、バトンに対応)および市販のアイボルトと組み合わせることで、様々な設備設置にも対応します。※ブラケット、アイボルトは付属しません