頬や唇の内側、上あご、舌などのお口の粘膜や、口腔内に残った食物残渣や痰などの汚れを絡め取ることができます。
清掃機能だけでなくマッサージ効果も期待でき、介護予防につながります。
柄が長いので口の奥の汚れや痰が無理なく取れます。
しっかりとした柄でよりテンションを掛けられます。
食物残渣が残っている方、痰などの汚れがある方
寝たきりで、口を使わない状態が長く続いている方、マヒのある方に。
強すぎない適度な圧で、清掃ができます。
一人ひとりの患者さんに合わせた選択を
食物残渣や痰の汚れ具合や咬反射、寝たきりや麻痺の有無などの身体機能の状況によって、ベストなブラシは異なります。
その人の「いま」にベストなものを使用しましょう。
水でブラシを濡らし、水気を切ります。歯ぐきと頬のあいだの粘膜にブラシを軽く押し当てます。
矢印のように上から下、下から上へ動かし清掃します。
※ケア最中にブラシが汚れたら、コップに入れた水ですすぎながら使いましょう。
誤嚥の心配のある方は、布やティッシュペーパーで水けを切ることおすすめします。
唇と歯ぐきのあいだにブラシを入れ左右に動かし清掃します。
図のように上右・上左・下右・下左側と、4箇所に分けた清掃がより安全にケアを行うコツです。
※唇の内側をケアする際は、左右のブラシの動きに加えて、奥から手前方向にブラシを進めると、より効果的に清掃が行えます。
のどにブラシを突き当てないように注意し、上あご奥から、手前へ向かってブラシを動かし清掃します。
痰や唾液をブラシに巻きつけるように絡め取ります。
※口が開きにくい方ですと清掃しにくい場合があります。
プラスチック部分を少し曲げると清掃しやすくなります。
のどに突き当てないように奥から手前へ、舌の上を円を描くように清掃します。
痰や唾液をブラシに巻きつけるように絡め取ります。
※舌の清掃の際は、ブラシの中央のけが密集した部分で清掃すると効果的に汚れが取れます。