医者の父が息子に綴る 人生の扉をひらく鍵

医師として「いのちの現場」で働くためには、いくつもの難関を突破して、次のステージに移ることが要求される。医学部受験、進級試験、卒業試験、国家試験などだ。医師となった後も、さまざまな選択をしながら「人生の扉」を開けていかなければならない。どんな心構えや思考が、扉を開ける「鍵」となるのか。本書では、ベストセラー小説でドラマ化もされた『泣くな研修医』の作者であり、現役外科医でもある著者が、自伝的エッセイと、息子に宛てた手紙のかたちで、どんな人生にも活かせる「扉をひらく鍵」を明らかにしている。1年に約200件の手術に参加する多忙な外科医としての日々のかたわら小説や手術の教科書を執筆する著者。選択とは、正解を選び取ることではなく「選んだことを正解にするために現実を無理やり捻じ曲げること」だと強調する。

中山祐次郎/著
出版社名 あさま社
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-910827-03-2