がん闘病日記 お金よりずっと大切なこと 森永卓郎/著
「来春のサクラが咲くのを見ることはできないと思いますよ」
医師からそう告げられたのは、2023年11月8日のことだった。余命4カ月の通告だった。私はにわかには信じられなかった。何しろ、なんの自覚症状もない。朝から晩までフル稼働で仕事をして、食事もモリモリ食べていた。
突然の余命宣告から、治療法の選択、
がんとお金、死生観…
満身の闘病ドキュメント
私は「いつ死んでもいい」とは思っていないものの、延命にはこだわっていない。
それは、いつ死んでも悔いのないように生きてきたし、いまもそうして生きているからだ。それが具体的にどういうことなのか。それをお伝えしたいというのが、本書のメインテーマだ。
森永卓郎/著
出版社名 三五館シンシャ
出版年月 2024年7月
ISBNコード 978-4-86680-938-0