整形外科の名医が教える 80歳の壁を超える 骨がみるみる強まる骨粗鬆症の治し方大全 猪瀬弘之/著 雨宮克也/運動指導
高齢化とともに急増し、今や1,300万人が指摘されて悩む「骨粗鬆症」。
骨粗鬆症になると、背骨の圧迫骨折が連続発生して腰や背中が曲がってしまったり、大腿骨頸部骨折を起こして歩けなくなり寝たきりになったりする人が多く、今、整形外科医の間でも、特に問題視されています。
最近、背中が曲がってきた、身長が縮んだ、腰や背中が痛い・・・こんな人は、骨粗鬆症が心配です。腰をひねったりくしゃみをしたりした拍子に、無意識のうちに「いつのまにか骨折」を起こしてしまうかもしれません。
25歳時の身長と比べて身長が4センチ以上低くなった人は、圧迫骨折を起こす危険が2倍。圧迫骨折が怖いのは、寝起きや寝返りのさいに耐えがたい激痛に襲われることだけでなく、連鎖して次々に発生する「骨折ドミノ」に襲われ、わずか数年のうちに背骨がどんどん曲がっていくこと。そして、死亡率が高まり短命化の重大な原因になることも、最近の研究でわかり危険視されています。
猪瀬弘之/著 雨宮克也/運動指導
出版社名 文響社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-86651-719-3