葬式・お墓のお金と手続き 弁護士・税理士が教える最善の進め方Q&A大全 モヤモヤしていた150問に本音で回答!

お葬式・お墓と無縁の人は1人もいません。故石原慎太郎氏は「葬式不要、戒名不要。わが骨は必ず海に散らせ」とお葬式をあげないよう遺言しましたが、実は、遺族によって海洋葬というお葬式が執り行われたのです。お葬式は故人の遺志を最大限尊重すべきですが、遺族が故人の遺志に沿って執り行ったことはいうまでもありません。
お葬式は、伝統的な一般葬が徐々に減少し、代わりに、会葬者を身内の人や故人と親しい友人などに限定する家族葬が主流になりつつあります。最近は通夜を省略する一日葬、告別式まで省く直葬(火葬式)も増えており、今やお葬式の形は多種多様です。
お墓についても、昔からの家墓(代々墓)に加え、今では両家墓、永代供養墓、樹木葬墓、納骨堂、自宅墓といったさまざまな形があります。また、「改葬」や「墓じまい」をする人も多く、お寺の住職など墓地管理者とのトラブルも増えています。

出版社名 文響社
出版年月 2023年9月
ISBNコード 978-4-86651-661-5