Racing on - レーシングオン - No. 537 ル・マン24時間レース―日産とトヨタ、10の誤算 (ニューズムック)

【主な内容】
日産とトヨタというふたつの日本の自動車メーカーが挑み、その2社がもっとも勝利に近づいていた1990年のル・マン24時間レースを特集します。 日産は1986年にル・マン初出場を叶え、89年にはトップ争いも展開。この90年は必勝体制を築いて5台のマシンを送り込み、初優勝への機運も高まっていました。また2018年以降の近年では「常勝」メーカーとなったトヨタは、85年に本格的にル・マンへと参戦するようになってから苦戦が続いていたものの、89年になると同年の優勝車であるザウバー・メルセデスと互角のスピードを披露しました。しかし、実際に優勝したのは1988年のウイニングマシンを熟成させていたジャガーだったのです。ではなぜ、日産&トヨタはまだル・マンを制するに至らなかったのか。優勝したジャガーはどこが優れていたのかなど、日本のみならず世界的にもハイボルテージグループCとも言えた「グループCカー世紀の一戦」を検証・解説します。


特集
1990年ル・マン24時間レース
──日産とトヨタ、10の誤算


ニューズムック
出版社名 三栄
出版年月 2025年5月
ISBNコード 978-4-7796-5237-0