大大阪という神話-東京への対抗とローカリティの喪失 (中公新書 2885)

一九二〇年代から三〇年代、大阪市は「大大阪」と呼ばれ、人口で東京を抜き、日本最大の都市として存在感を際立たせていた。
しかし、大大阪は、中央の東京に対抗することで、むしろ独自性を喪失していく――。
本書は、大衆社会におけるラジオ、吉本興業、職業野球、宝塚歌劇など多様な切り口を通じて、その軌跡を追う。
「大阪らしさ」の源流を描き出しながら、現在まで続く日本社会の均質性の問題を照らす試み。


中公新書 2885
長崎励朗/著
出版社名 中央公論新社
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-12-102885-3