歴史街道2025年3月号(特集1「室町幕府と応仁の乱」)

今月の特集1は、
〈室町幕府と応仁の乱――この国の歴史が変わった〉。

映画『室町無頼』でも注目されている室町時代は、
200年以上続いたにもかかわらず、政争や合戦、一揆などが起こり、
「不安定」とのイメージがあります。
混迷が続き、先の見えない情勢は、現代にも重なる部分もあることでしょう。
そのような室町時代は、日本の歴史にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。
そして、幕府の実態や応仁の乱の実相が現代に問いかけてくるものとは――。
『観応の擾乱』の著者・亀田俊和氏、『室町無頼』の原作者・垣根涼介氏らとともに、
この時代の持つ意味と、現代へのヒントを探っていきます。

特集2は、〈古代日本を動かした「物部」と「蘇我」の実像〉。
古代史を語るうえで欠かせない物部氏と蘇我氏の実像は
昨今の研究で大きく変わりつつあります。
両氏の事績を解説するととともに、ゆかりの地をご案内!

大型企画は、〈「近代大阪」を創った六人〉。
直木賞作家の門井慶喜氏が、都市、企業、文学といった面で、大阪の近代化に貢献した人物を解説します。


出版社名 PHP研究所
発売日 2025年2月6日
雑誌JAN 4910196110352
雑誌コード 19611-03