●一雨千山潤(いちうせんざんをうるおす)…ひとしきりの雨があらゆる山を潤す。炎早(えんかん)の地に恵みの雨が降りそそぎ、潤いを取り戻して植物が生き生きと蘇る爽やかな夏の情景。
一雨は、みなに平等に行き渡る。一雨は、一粒の信念であり、一粒の愛である。見渡せばあらゆるものをゆったりと潤している様子。
●千山添翠色(せんざんすいしょくにそう)…見渡す限りの山々に鮮やかな翠が見える若葉が萌えいずる初夏の風景。
中国唐時代の詩人李賀の「暁は涼しく、暮れは涼しく、 樹は蓋の如し、千山の濃緑雲外に生ず。」による。
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●メール便不可
●直筆
サイズ:広巾(約縦36.3×横7.5cm)
作者:前田英甫筆
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瑞光院 山号を紫雲山
大徳寺派 赤穂義士遺跡
昭和48年 当院長男として生誕
平成08年 大谷大学文学部卒業
平成08〜11年 相国寺僧堂にて修行
平成26年 当瑞光院、住職となる
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【瑞光院】
京都 紫野 臨済宗大本山 大徳寺派に属する
紫雲山 瑞光院は 慶長18年(1613年)創建。
赤穂 浅野家とは縁があり、46士の遺髪が埋葬されている
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箱:たとう紙
備考:在庫ありの場合(注文日〜3日以内の発送可能)


一雨千山潤(いちうせんざんをうるおす)
ひとしきりの雨があらゆる山を潤す。炎早(えんかん)の地に恵みの雨が降りそそぎ、潤いを取り戻して植物が生き生きと蘇る爽やかな夏の情景。
一雨は、みなに平等に行き渡る。一雨は、一粒の信念であり、一粒の愛である。わずかに身を濡らすだけの雨も見渡せばあらゆるものをゆったりと潤している様子。
千山添翠色(せんざんすいしょくにそう)
見渡す限りの山々に鮮やかな翠が見える若葉が萌えいずる初夏の風景。
中国唐時代の詩人李賀の「暁は涼しく、暮れは涼しく、 樹は蓋の如し、千山の濃緑雲外に生ず。」による。
【松濤泰宏(松涛泰宏)[まつなみたいこう]】
前大徳寺 鷲峰山、寿福寺第50世住職(福岡県)
1960年昭和35年 生まれ
1972年昭和47年 得度
1982年昭和57年 臨済宗大徳寺派、別格地、崇福僧堂初掛塔
1984年昭和59年 福岡大学卒業
1987年昭和62年 臨済宗大徳寺派、別格地、崇福僧堂再掛塔
1990年平成02年 臨済宗大徳寺派、三等地寿福寺住職
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【寿福寺】山号 鷲峰山 福岡県福岡市
京都 紫野 臨済宗大本山 大徳寺派に属する
1190年代に臨済宗の開祖
明庵栄西禅師(建仁寺開祖)によって禅宗に改宗され江戸末期から明治の初期に大徳寺派の末寺になる