茶道具 短冊 直筆 梅花和雪香又は花開万国春又は弄花香満衣又は桃花笑春風 戸上明道筆 茶道

●梅花和雪香(ばいかゆきにわしてかんば)…白い梅の花は真っ白な雪の中に 溶け込んで見えないようでも、梅とともに春が来ている事が判るよ、という梅の奥ゆかしさ を詠ったもの。
厳しい寒さの中の梅花を自らにたとへ、気品たかく、艱難辛苦に耐える修業ととらえる歌。
●花開萬国春(はなひらくばんこくのはな)…一輪の花が天下に春の訪れを知らせる。一と多との相即する妙用の世界の表現。
●弄花香満衣(はなをろうすればかおりこももにみつ)…ありのままの姿が自然の真実であるということ。
●桃花笑春風(とうかしゅんぷうにえむ)…桃の花が春風に誘われて咲きほころんだ様子。春の喜びをうたったもの。
----------
●メール便不可
●直筆
サイズ:広巾(約縦36.3×横7.5cm)
作者:戸上明道筆
----------
玉瀧寺
昭和10年03月 三重県玉瀧(伊賀市)に生る
昭和33年03月 龍谷大学卒業
昭和35年04月 大徳寺専門道場掛塔
 (小田雪窓老師に師事)
昭和39年07月 立命館大学院修了
昭和52年03月 玉瀧寺住職
平成02年02月 前住位稟承
平成18年06月 閑栖
----------
【玉瀧寺】
 玉瀧寺 吉祥山 三重県北伊賀(現伊賀市)
----------
箱:たとう紙
短冊 直筆 木葉動秋声又は清霜紅壁樹又は采菊東籬下又は悠然見南山 戸上明道筆

短冊 直筆 梅花和雪香又は桃花笑春風又は花開万国春又は千年翠 戸上明道筆

短冊 直筆 梅花和雪香又は桃花笑春風又は花開万国春又は千年翠 戸上明道筆

短冊 直筆 梅花和雪香又は桃花笑春風又は花開万国春又は千年翠 戸上明道筆

短冊 直筆 梅花和雪香又は桃花笑春風又は花開万国春又は千年翠 戸上明道筆


梅花和雪香(ばいかゆきにわしてかんばし)

白い梅の花は真っ白な雪の中に 溶け込んで見えないようでも、梅とともに春が来ている事が判るよ、という梅の奥ゆかしさ を詠ったもの。
厳しい寒さの中の梅花を自らにたとへ、気品たかく、艱難辛苦に耐える修業ととらえる歌。

花開萬国春(はなひらくばんこくのはな)花開万国春

一輪の花が天下に春の訪れを知らせる。一と多との相即する妙用の世界の表現。

弄花香満衣(はなをろうすればかおりこももにみつ

花を摘んでいると、自分の衣も香りに包まれ、こころまで花と一体となって、清々しい境涯に至る。
「花の香り」を良い教えと考えますと、徳や良い教えに触れると、気付かぬうちに影響を受けます。そのありのままの姿が自然の真実であるということ。

桃花笑春風(とうかしゅんぷうにえむ)

桃の花が春風に誘われて咲きほころんだ様子。春の喜びをうたったもの。


【戸上明道】玉瀧寺
1935年昭和10年03月 三重県玉瀧(伊賀市)に生る
1958年昭和33年03月 龍谷大学卒業
1960年昭和35年04月 大徳寺専門道場掛塔
 (小田雪窓老師に師事)
1964年昭和39年07月 立命館大学院修了
1977年昭和52年03月 玉瀧寺住職
1990年平成02年02月 前住位稟承
2006年平成18年06月 閑栖
-----------------------------
【玉瀧寺】
 玉瀧寺 吉祥山 三重県北伊賀(現伊賀市)