霰(あられ)とは
茶の湯釜の釜肌の装飾技法のひとつで、地肌に粒状の細かな突起を浮き出させたものをいいます。
霰は、挽き上がった鋳型に先端が丸まった箆(へら)などで粒ひとつひとつを押していくことで作ります。この粒を霰と称し、粒を押していくことを霰を打つといいます。
「霰肌」(あられはだ)ともいいます。
小霰(こあられ)、大霰(おおあられ)、鬼霰(おにあられ)など、粒の小さいものから大きいもの、立の低いものから高いものまで様々な種類があります。
釜全体に施す場合と、肩腰などの一部に施す場合があり、また霰の中に窓をつくり文様を入れたり、霰地紋の上に文様を散らしたものもあります。
芦屋釜では小粒で先は丸くなだらかで、一面に霰を出した物が多く、部分的のものは時代が下がるといいます。天命釜では、大粒で先がとがっています。
【菊池政光】
山形在住の釜師
高橋敬典に師事
奥州山形鋳物の伝統を受け継ぐ作家
1937年昭和12年1月19日生まれ。山形県出身
日本伝統工芸展に1973年の初入選以来、10回以上の入選を果たす
第五回伝統工芸武蔵野店では日本工芸界東京支部賞を受賞
伝統工芸日本金工展では12回の入選歴を持つ
1982年昭和57年 日本伝統工芸士に認定される
日本工芸会正会員
1991年平成03年山形市技能功労賞受賞
1998年平成10年山形県卓越技能者表彰
2002年平成14年伝統工芸品功労者表彰
日本金工新作展15回入選
釜・茶の湯では一年が炉の季節・風炉の季節と大きく二つに分かれます。
利休七ヶ条〜夏はすずしく冬はあたたかく〜
炉は立冬の節に開け立夏に閉じるのが標準。
- 西の芦屋釜・東の天命釜、そして京釜と移りその釜の亭主の心を松風の声として客をもてなします。
- 釜の蓋のツマミ・鐶付・釜肌多数の見どころがあります。
サイズ:約胴直径22cm×蓋含む高19cm
約蓋除く高16.3cm
付属品:釜鐶付
作者:菊池政光作
----------
山形在住の釜師
高橋敬典に師事
奥州山形鋳物の伝統を受け継ぐ作家
昭和12年1月19日生まれ。山形県出身
日本伝統工芸展に1973年の初入選以来、10回以上の入選を果たす
第五回伝統工芸武蔵野店では日本工芸界東京支部賞を受賞
伝統工芸日本金工展では12回の入選歴を持つ
昭和57年 日本伝統工芸士に認定される
日本工芸会正会員
平成03年山形市技能功労賞受賞
平成10年山形県卓越技能者表彰
平成14年伝統工芸品功労者表彰
日本金工新作展15回入選
----------
箱:木箱
備考:在庫ありの場合(注文日〜3日以内の発送可能)