眉風炉(土風炉)にはよく使用されます。
霰(あられ)とは
茶の湯釜の釜肌の装飾技法のひとつで、地肌に粒状の細かな突起を浮き出させたものをいいます。
霰は、挽き上がった鋳型に先端が丸まった箆(へら)などで粒ひとつひとつを押していくことで作ります。この粒を霰と称し、粒を押していくことを霰を打つといいます。
「霰肌」(あられはだ)ともいいます。
小霰(こあられ)、大霰(おおあられ)、鬼霰(おにあられ)など、粒の小さいものから大きいもの、立の低いものから高いものまで様々な種類があります。
釜全体に施す場合と、肩腰などの一部に施す場合があり、また霰の中に窓をつくり文様を入れたり、霰地紋の上に文様を散らしたものもあります。
芦屋釜では小粒で先は丸くなだらかで、一面に霰を出した物が多く、部分的のものは時代が下がるといいます。天命釜では、大粒で先がとがっています。
【6代 佐藤】
明治の頃より茶の湯釜を造る
【8代 佐藤清光】
日本工芸会正会員
1916年大正05年 山形市に生まれ
1953年昭和28年 日展に初入賞
1989年平成01年 斎藤茂吉文化賞受賞
1992年平成04年 勲六等瑞宝章受賞
1996年平成08年 死亡
釜・茶の湯では一年が炉の季節・風炉の季節と大きく二つに分かれます。
利休七ヶ条〜夏はすずしく冬はあたたかく〜
炉は立冬の節に開け立夏に閉じるのが標準。
- 西の芦屋釜・東の天命釜、そして京釜と移りその釜の亭主の心を松風の声として客をもてなします。
- 釜の蓋のツマミ・鐶付・釜肌多数の見どころがあります。
●霰(あられ)とは…茶の湯釜の釜肌の装飾技法のひとつで、地肌に粒状の細かな突起を浮き出させたものをいいます。
挽き上がった鋳型に先端が丸まった箆(へら)などで粒ひとつひとつを押していくことで作ります。この粒を霰と称し、粒を押していくことを霰を打つといいます。
「霰肌」(あられはだ)ともいいます。
小霰(こあられ)、大霰(おおあられ)、鬼霰(おにあられ)など、粒の小さいものから大きいもの、立の低いものから高いものまで様々な種類があります。
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●眉風炉(土風炉)にはよく使用されます。
サイズ:約羽含直径22.1cm・羽下直径19.1cm
蓋除く高16.1cm・蓋含む高さ約19.1cm
素材:蓋(唐銅[唐金])
本体(鉄製)
作者:佐藤清光作
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【8代】
日本工芸会正会員
大正05年 山形市に生まれ
昭和28年 日展に初入賞
平成01年 斎藤茂吉文化賞受賞
平成04年 勲六等瑞宝章受賞
平成08年 死亡
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付属品:釜鐶付
箱:木箱
備考:在庫ありの場合(注文日〜3日以内の発送可能)