土壌診断キット みどりくんスターターキット 農大式 簡易 送料無料

■ 土壌診断キット「みどりくんスターターキット」　【送料無料】

「みどりくん」スターターキット
簡易土壌診断キット「みどりくん」は米国ETS社の土壌検査試薬をベースに東農大土壌研究室によって開発されました。農家や市民農園・家庭菜園をされる方が現場で土壌養分を手軽に診断するための試験紙を用いたリアルタイムの土壌診断キットです。

使用方法は土を採取し、水を加え、試験紙を3秒浸し、1分後に比色表と比較するだけの簡単診断です。

近年、土壌は肥料過多のメタボ気味です。「可給態リン酸の過剰」や「土壌酸性化」は根こぶ病やフザリウム病害など土壌病害を助長します。人間がバランスのとれた適正な食生活が一番、健康であるように土も本来の適正養分・土壌環境の状態が作物もいきいき育ちます。みどりくんは土壌を簡単に健康診断することができます。


・植物栄養診断(果菜類の葉柄中の硝酸含有量測定)
・葉菜類の食品分析(ホウレン草、コマツナなどの硝酸含有量測定)
・養液栽培や養液土耕用養液中の窒素・リン酸・カリウム濃度測定
・地下水中の硝酸性窒素含有量測定




● pH（H2O）
土壌の水懸濁液のpHを示し、土壌の酸性・中性・アルカリ性を判断する。
一般に、植物の栽培に適するpH（H2O）は6.0〜6.5で、それより低ければ、苦土石灰（苦土カル）のような石灰資材を施用して酸性を改良する。
pH（H2O）が6.5より高ければ、基本的に石灰資材を施用しないほうがよい。


● 硝酸態窒素
植物が生育するために最も重要な土壌養分であるが、硝酸態窒素が多すぎると、土壌の塩類濃度（EC）が高まったり、植物生育に障害を与えたりする。
適正な硝酸態窒素量は植物の種類により異なるが、一般的には5kg/10a程度であるので、その付近を目安として、追肥の必要性を判断する。


● 水溶性リン酸
水溶性リン酸とは植物に容易に吸収されるリン酸である。「みどりくん」により5kg/10a以下の水溶性リン酸を測定することはできないので、リン酸が過剰と思われる畑やハウスで使用する。
10kg/10a以上を示す場合には、リン酸過剰であるためリン酸施用量を削減する、あるいは思い切ってリン酸無施用とする。
土壌のリン酸過剰はアブラナ科野菜根こぶ病やジャガイモそうか病などの土壌病害を助長するので注意する。


● 水溶性カリウム
植物に容易に吸収されるカリウムである。「みどりくん」により5kg/10a以下の水溶性カリウムは測定できないので、カリウムが過剰と思われる畑やハウスで使用する。
10kg/10a以上を示す場合にはカリウム過剰であるため、カリウム施用量を削減する。
カリウム過剰は土壌の塩基バランスを崩し、拮抗作用によるマグネシウム欠乏症などの原因となるので注意する。


みどりくんの試験紙がなくなった場合は補充できます。
下記商品ページにてそれぞれ別途、販売しております。

　⇒ 【みどりくんNのページ】、【みどりくんPKのページ】


・品名　　　農大式簡易土壌診断キット「みどりくん」
・測定項目　ph(H20)、硝酸態窒素、水溶性リン酸、水溶性カリウム
・内容物　　みどりくんN，みどりくんPK、プラスチック容器、土壌採取器、搾汁液採取用シリンジ