■400年の歴史から生まれるテーブルウエア
400年前の江戸時代まで歴史を遡ることができる長崎県波佐見の磁器は、日用食器としての確かな品質を持ち、現代に至るまで伝統が脈々と受け継がれてきた。
「HASAMI PORCELAIN」はアメリカ ロサンゼルスに拠点を置く、篠本拓宏(TORTOISE)のディレクションによって生まれた波佐見焼のテーブルウエアです。
■素材からもたらされる手触りの心地良さ
天然の天草陶石からつくられる磁器原料に、独自の配合で陶土を混ぜた素材を使用している。
陶器に比べて引き締まったシャープさと、磁器よりも有機的でマットな質感という相反する特徴が同居している。
風合いや色味は決して人工的ではなく、どんな食材を並べても違和感なく馴染み、料理を引き立ててくれるだろう。
■シンプルな線で構成された普遍的なフォルム
日本の伝統的なスタイルの根本でもあるスッキリとした直線。
機能面、製造工程での必然性から導かれた意味のある曲線。
HASAMI PORCELAINはこれらのシンプルな線で構成されている。
20世紀に興ったモダンデザインとも共通した思想を持ち、無駄な装飾のない普遍的な生活のための道具として、幅広い人々に愛用されるに違いない。
■重箱から着想を得た使いやすさ
「HASAMI PORCELAIN」は日本料理に使用される「重箱」にインスピレーションを受け、マグカップ、トレイなどそれぞれのアイテムが共通の直径でデザインされている。
同じ直径のアイテムを自由に積み重ねたり、サイズの異なるアイテムを入れ子にすることで、収納や運搬の際にもしまいやすくスペースの無駄が無い。
また、トレイはボウルやマグカップのフタとしても利用でき、多機能性も備わっている。