Akima&Neos Wild Bass 100

コンパクトな本格派オールチューブ・ベースアンプヘッド。

ここ最近主流の小型軽量、高出力のクラスDベースアンプのサウンドに物足りなさを感じている方もいらっしゃるのでは。携帯性や利便性はあるものの、その線の細さや音飛びの脆弱さ、音楽性によっては音の芯の心細さやダイナミクスの物足りなさ、横で奏でられるギタリストの大型チューブアンプの圧倒的な音圧感に負けてサウンドが埋もれてしまう等々、特にベテランベーシストの方やバンド系ベーシストの方より、そういった声を聴く事もしばしば、見受けられます。往年の真空管アンプのあの力強く凛としたサウンド、臨場感たっぷりな音像がやっぱり恋しいというベーシストにお勧めなアンプヘッドが本機「Wild Bass 100」です。

既存のヴィンテージ小型チューブ・ベースアンプのシャーシの中に数々の現役アーティストが絶賛、愛用しているアキマ ツネオ氏ハンドメイドアンプをインストールしたアンプヘッドがこちら。バンドアンサンブル内で十分な音圧、音抜けが得られる100Wヘッドアンプです。ロシア製SVETLANA EL34管を4基搭載し、しっとりとしたクリーン/クランチサウンドからもっちりと濃厚なディストーションサウンドまでサウンドにリアルな感触を与えてくれるユニットに仕上がっています。また、小音量使用下でも倍音豊かで芳醇なサウンドを出力してくれる点は使用上でも重宝することでしょう。ベースとして必要な帯域をしっかりと抑えながら、アタックレスポンスにも長けており、低音再生に遅れる感覚が無い点も特筆すべき点です。なお、このアンプ独自のワイルドというコントロールはベースの音の音程感を浮き上がらせてベースの存在感をアップしてくれます。クリーンからヘヴィーなディストーションサウンドまで、どんなジャンルでもベストマッチ。ウッド・ベースも良い感じに再生してくれるます。必要最低限で最適、最良のサウンドを生み出すチューン(構成)により、メンテナンスもリーズナブルに済む点はアーティスト目線でも嬉しいところでしょう。

本来は受注製作により製作される為なかなか実機にお目にかかる機会も少ないところ、こちらは即納可能、貴重な実機となります。この機会に是非、そのサウンドを手にしてみてください。

■Weight: ≒13.46kg※店舗実機実測値。
■S/N: 2WB801

【Specifications】
■Front Control: Standby Switch、Volume、Treble、Bass、Wild、Master、Bass Boost Switch
■Back: Power ON/OF Switch、FAN ON/OFF Switch、Ground Lift Switch、Ohms Switch 4/8/16、SP-OUT
■Tube: 12AX7×1、12AT7×1、SVETLANA EL34×4
■Size: ≒43.5cm(W)×≒19.5cm(H)×≒22cm(D)※突起物を含まず。店舗実機実測値。
※当製品にはヴィンテージ機材の筐体が使用されています。その為、カバークロスやサイドコーンに一部、経年傷等が見られます。