しみとーる(500cc)
作物にとって最適な保健剤・栄養剤害虫や病原コロニーの撥水性を破壊・かん水効果の促進「しみとーる」は、降雨水・液肥・土壌調整液などの水や溶液を、作物の根域に速やかに拡散浸透させる作用を持っています。
乾燥した土壌粒子や有機物・生物の耐壁・病原微生物のコロニーなどが持つ撥水性を破壊し、かん注水や溶液の浸透移行を促進します。
土壌水分の作物根への浸透移行を促す作用も備えています。
活用方法と効果
1.散布剤の効果増進に活用するしみとーるを「病害虫防除液やそのほかの散布液」に混用すると、次のような効果が引き出されます。
・害虫や病原コロニーの撥水性を破壊する
害虫の体壁や病原菌のコロニーは撥水性を帯びています。この層が病害虫との直接的な接触を妨げて、農薬効果を低下させています。
そこで、しみとーるを加用すれば病害虫の撥水性・疎水性が破壊され、農薬の接触性・浸透性が高まって防除効果が増進します。
・葉面散布液の浸透移行を促進する
しみとーるは加用散布液の植物体への浸透移行を効率よく行わせますから、低濃度の散布液でも十分な効果が発揮されます。
2.かん水効果を高めるしみとーるを施用した土壌は再湿性や拡散性が付加され、降雨水やかん注水は速やかに拡散浸透し、液肥なども作物への吸収利用が促進されるようになります。
「しみとーる」の使用方法
簡単に水に溶解します。使用目的に応じた希釈濃度で使用してください。
使用目的 | 標準使用濃度 | 適用 |
土壌かん注施用 | 1,000〜1,500倍 | 施用目的でかん注量は加減 |
散布剤に加用 | 2,000〜3,000倍 | 散布剤により濃度加減する |
農薬との混用 | 2,000〜4,000倍 | 春秋は2000倍、夏は4000倍 |
※農薬と混合使用する場合、農薬は30〜40%程度薄い希釈濃度で使用してください。
※施設栽培で農薬と混合使用する場合、ハウス内気温28℃以上の時は、混合使用を中止してください。
※文章はカタログ・商品パッケージより抜粋しております。