お手入れ方法
- お洗濯の際はネットをご使用ください。
- 無蛍光洗剤をご使用ください。
- タンブラー乾燥はお避け下さい。
- お洗濯後形を整えて干してください。
- 色落ちすることがあるので、他の物と分けてお洗濯してください。
使用上のご注意
- 素材の性質上、お洗濯による若干の縮があります。
- 火気の近くでのご使用は、火災の原因となりますのでお避け下さい。
- 素材の性質上、毛玉やほつれが生じることがあります。
保管方法



一つの織物を設計する時、いくつかの要素をイメージする必要がある。やわらかさ・肌触り・厚み・
色合い・色柄とその組み合わせ。そうしてできていくイメージを、数値的な設定に置き換えていく。
例えば、糸の太さ・その密度と順番・織柄を組織図として作成し、実際に織れるよう分解していく。
いくつかの試行錯誤を繰り返した経験を活かし、頭の中だけでシミュレーションを組立てるのです。
それは、美しい仕上がりへ近づいていく。立体的なパズルが組みあがっていくような、心踊る瞬間。

様々な色の組み合わせをすることは、ただ綺麗な色を合わせれば成り立つものではない。色調がだす
相性を的確に感じとり、それを表現していく。そのために多くの色を染め上げていくのです。だから
染め工程にも気を配り安心して使って頂けるよう国内で染め上げ、美しい彩りが実現できるのです。

糸一本一本に気を配り、織り上げていくことは決して容易なことではない。タテ糸が1万本にもなる
糸を何日も掛け、手で一本ずつ通していき、数十年と磨き上げた技術をもつ職人が幾度となく織機の
調整を施し、織りはじめる瞬間はなんとも言えない。そうして、ヨコ糸が小刻みに打込まれていく。
多いものでは、1mの間に5千本ものヨコ糸を打込み、こうして丁寧に織り上げられていくのです。

ガーゼの生地もシェードの生地も特殊な織物のため1枚1枚手で裁断しています。それはとても根気
のいる作業ですが、加えて、この時点でも再度の検査が同時に入ります。確認する回数が多いほど、
いいものがより出来上がり、お客様の笑顔につなげることができると、わたしたちは信じています。

裁断も1枚1枚ですが、縫製ももちろん、熟練した職人の手で1枚1枚丁寧に行われています。

検査をする際に、一番大事にしていることは、自分がお客様の立場になった時、どう思うか、という
極めて単純で当たり前のこと。それをすべてに心がけるということがモノづくりのはじまりのはず。
荷物が到着した際に、開けるときに、選んでよかった、そう思われる商品を常にお届け出来る様に。