玉木宏樹&S・M・T / TIME PARADOX : CD

media: CD
label: BRIDGE INC.
release: 2009.7.24

●紙ジャケット仕様
●復刻ライナーノーツ&セルフライナーノーツ収録

1. カオス
2. メッカへの途
3. 間奏曲I
4. 優婆尼沙土(ウパニシャッド)
5. 間奏曲II
6. 空騒ぎ−ファンキー・エフェクト−
7. シジフォスのボレロ
8. シャコンヌ
9. 夢奏曲
10. タイム・パラドックス

・オリジナル:1975年
・ゲストプレイヤー
 羽田健太郎 高中正義 鈴木キサブロー 吉川忠英 松武秀樹 ほか多数
東京芸大出身の異能ヴァイオリニスト、玉木宏樹が‘75年に発表した初のソロ・アルバムにして、日本のプログレ史を語る上で避けては通れない名盤が、玉木本人監修によるリマスタリング、ライナーノーツ執筆にて待望の復刻!
哀愁を帯びた玉木のエレキヴァイオリンと鈴木キサブローのギターとのかけ合いが美し過ぎるロック曲M-1、高中正義のギターが光るカントリー風M-2、ヴァイオリンとパーカッションの凄まじい絡みが今のジャムシーンにも通じるM-4など、ロック、クラシック、カントリー、エスニックなどがミクスチュアされたその感覚はあまりに早すぎた。
そして何より、ECDの「PRIVATE LESSON IN CONTROL」にも収録されたM-6は松武秀樹によるモーグ・シンセサイザーIIICの効果音が飛び交う、サンプリングの走りともいえるファンキー・レア・グルーヴ。
表題曲M-10は壮大にして圧巻。玉木本人をして「エマーソンを負かすことができれば・・」と言わしめる程の気迫と、卓越した演奏力に裏付けられた骨太なサウンドが聴く者を圧倒する。