紅はるかは、オールマイティーなサツマイモです。 |
ほしいも農家として、驚愕した品種が紅はるかです。 何故なら紅はるかは、“誰が” “どこで” “どうやって”作っても、それなりのサツマイモに成長するからです。しかも、干し芋にしても焼き芋にしても甘い万能性も持っています。 ある意味今までとは違う次元のサツマイモです。
今までのサツマイモはどんな品種であっても、生産地の気候風土の影響を受けました。紅はるかは全く影響を受けないとは言いませんが、影響が非常に少ないのです。
たとえば、干し芋の主力品種の「玉豊」や「いずみ」は干し芋産地で作るからこそ、また、干し芋にするからこそ、その真価が遺憾なく発揮されます。
それが紅はるかの場合には、どこの産地で生産しても、それを干し芋にしても焼き芋にしても、それなりの味わい、甘みが出るのです。
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極論を言えば、プロの干し芋農家でなくても、ソコソコに美味しい干し芋ができるのです。 |
紅はるか干し芋の特徴は、濃い甘さです。しかもかなり甘いのに後味はすっきりとしています。ピュアな甘みです。
もう一点今までの干し芋と確実に異なる特徴があります。それは茨城県以外の産地でも紅はるか干し芋が作られていることです。 茨城県ひたちなか市は、その風土・気候が、干し芋の原料芋の生産と、干し芋加工に適しているので、日本一の特産地となりました。 そこで作られるサツマイモの品種も産地に合ったものだったのですが、紅はるかはひたちなか市以外でも干し芋に適したサツマイモに育つのです。 これが紅はるかがオールマイティーという由縁です。
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けれど、ほしいも直売場では、ほしいも直売場ならではの紅はるか干し芋をお届けします。 |
確かに、他の品種のサツマイモの干し芋と違って、干し芋産地以外の紅はるか干し芋も甘みがあります。しかしながら、だからといって紅はるかに潜在している美味しさを十分に引き出しているということとは別問題です。 それは、干し芋産地でも見受けられます。紅はるかの素性の良さを受けて多くの農家が紅はるかを作付けしていますが、平均的には高品質の紅はるか干し芋ができていますが、やはり原料芋の生産方法と干し芋の加工方法で、千差万別の紅はるか干し芋が仕上がります。
だから、ほしいも直売場では、ポテンシャルが高い紅はるかだからこその、紅はるかの甘さを十全に引き出した干し芋をお届けします。 プロの干し芋農家として、苗作りから土作り、施肥、栽培方法すべてにおいて紅はるかに合わせて、秋の収穫から干し芋加工に最高のタイミングまでを見計らって仕上げた紅はるか干し芋です。
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