翌日発送・元気な漁村/水口憲哉

出版社名:フライの雑誌社、地方・小出版流通センター
著者名:水口憲哉
発行年月:2025年01月
キーワード:ゲンキナ ギョソン、ミズグチ,ケンヤ
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内容情報
子どものにぎわいと相互扶助で見通す、漁村の未来

健全な海を持続的に利用すれば、環境負荷もコストも低くて、豊かで安全で、おいしい魚を食べられる。日本の多くの漁村は、江戸時代はそんな感じだった。江戸時代から続く〈元気な漁村〉は、現代も各地に残っている。それにはそれぞれの理由がある。

魚が減った、漁業は大変だ、水産業の先行きはない、と言われている。これは間違っている。

全国の元気な漁村には元気な理由(わけ)がある。

「本書で取り上げる漁業センサスでの漁業地区、すなわち漁村の多くは、自然村そのものである。江戸時代から”元気な漁村”のまとまりは変わっていない。

変化する漁村の中に、昔からあると言われている変わらないものとしての、相互扶助の働きを考える。

しかもそれを個人史ではなく、漁村の歴史として、村落共同体の中に分け入るという、未経験のことをやる。」
(水口憲哉 はじめにより)

海と魚と人の処方箋。類書なし。漁村と水産の未来を開く一冊です。