内容情報
カンボジアほど有望な投資環境がある国はない。
国内のGDPは1990年代後半と比較し約10倍に拡大。国の経済成長率はこの10年間、5〓8%の高水準で長期に渡り推移。平均年齢27.9歳という若い力が経済を支えている。しかし、これほど優れた投資環境があるにも関わらず、お世辞にも成功している現地不動産開発プロジェクトはほとんど存在しない。
11年前、トランク一つで見ず知らずのカンボジアへ渡り、これまで首都・プノンペンの一等地に高級コンドミニアム4棟を建設、現地不動産開発の「伝説」となった日本人がその謎を一刀両断。投資で「勝つ」ための大前提となる、心構えやマインドをお伝えする。
また、本書ではカンボジアの投資環境としても魅力・メリットをわかりやすく解説。海外不動産投資にまつわるリスクやデメリット、それを回避するポイントに言及。目まぐるしく変化する、カンボジア国内の法制度やルールの最新情報をお伝えする。2028年完成予定、カンボジア国内最大320メートル・77階建て超高層コンドミニアム「Jタワー3」開発秘話にも迫る。
開発秘話と併せ、2020年に刊行された『実録 勝つためのカンボジア投資』(幻冬舎)の「カンボジア奮闘記」のエピソード2を掲載。詐欺まがいな現地コンサルタントとの攻防、日系の現地企業との駆け引き、現地建設現場のワーカーとの奮闘、数多くの熱いドラマの結晶が「Jタワー」シリーズなのである。
「勝手を知らない環境だからこそ、他人の意見を鵜呑みにするのは大きなリスクとな
ります。必ず自分の目と耳で現地を確かめ、自分の頭で考えること。」(本書より)
投資で本当に勝ちたいのなら覚悟が必要だ。
正しい情報を得ること、リスクも承知で腹を決めて決断すること、そして手間を惜しまないこと。本書を読み終えた後、きっとあなたも「勝つためのカンボジア投資」が見えてくるはずだ。