内容情報
プラセボ学の第一人者である著者渾身のライフワーク、ここに結実!
■本書の柱の一つは,薬物治療における改善率を構造的理解に基づいて考察することにあります。また,プラセボ使用における永遠のテーマ “倫理的ジレンマ” を乗り越えるための試みも示しました。
■さらなる治療医学の進歩にむけて,またプラセボに関する研究の発展を願うという意味を込めて,本書のタイトルをあえて「プラセボ学」とさせていただきました。<プロローグより抜粋>
臨床研究に携わる方,薬物治療や治癒の本質を考察したい方,臨床薬理学の知識をさらに深化させたい方,すべての方必読の書です。