内容情報
"標準的な問診内容&助言/指導
この1冊で、病気だけでなく育児支援にも強くなる“乳幼児健診の問診表ガイド!!”
厚生労働省・こども家庭庁の研究事業を受けて作成された「健やか子育てガイド」をもとに、2,700名強の調査結果を示しつつ、「3〜5か月児健診」「9〜10か月児健診」「1歳6か月児健診」「3歳児健診」「5歳児健診」におけるエビデンスのある乳幼児保健指導について記述しました。
乳幼児健診は、母子保健の向上を目的に実施されており、時代とともにその役割も変化してきました。現在は、何らかの異常に気づくだけでなく、広く一般の親子に対して、保健指導上で重要な情報(身体面=からだ、心理面=こころ、社会面=くらし)を漏れなく届けるという大切な意味もあります。
本書では、乳幼児健診時の「問診」の均霑化を目指し、標準的な問診内容を示した「問診票」と、それに対する助言/指導を示した「ガイド」を中心に、成長・発達や子育てで課題があった事例とともに、要点を解説しています。
健やかな子どもの発育を促すための切れ目のない保健・医療体制の構築と、ポピュレーションアプローチを軸にした、実臨床で活用できる書籍です。"