翌日発送・ハンドレページ・ヴィクター

出版社名:文林堂
シリーズ名:世界の傑作機
発行年月:2018年11月
キーワード:ハンドレページ ヴィクター
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内容情報
アメリカ、ソ連に続いて核保有国となったイギリス。それに先立ってすでに核爆弾の運搬手段の開発に着手していた同空軍は各航空機メーカーにジェット爆撃機の要求仕様を提示します。選定の結果、保守的な設計のヴァリアント、デルタ翼のヴィクター、そして斬新な三日月翼という特徴をもつヴィクターが実用化され、これらの機材はそれぞれの名称の頭文字「V」をとって「3Vボマー」と呼ばれました。運用を始めてからしばらくして、空中給油任務にも使われていたヴァリアントが低性能と機体のトラブルにより退役が決定。かわりにヴィクターがその任務を引き継ぐこととなり、低空侵攻飛行に利があったヴァルカンのみが爆撃機としての命脈を保ちます。タンカーとなったヴィクターはフォークランド紛争で爆撃任務に向かうヴァルカンに給油を行ない、湾岸戦争でもヘンプ塗装に身を包みトーネードやジャガーをサポートしました。本号ではヴィクターのこうした活躍や開発経緯を詳細な記事と豊富な写真で徹底解説。また特徴的な三日月翼についての技術的考察も掲載しています。


●おもな内容
〇空撮を含む貴重なカラー写真多数掲載
〇カラー解剖図
〇カラー側面塗装図
〇開発と運用の記録
〇比較技術論:三日月翼のシナリオと技術
〇各型写真解説
〇パイロット・インタビュー
〇航空電子士官インタビュー
〇細部写真解説