内容情報
学会で大人気のシンポジウムが書籍になった!
あなたの処方の選択肢が大きく広がる、「明日から使える」知識が満載です。
ガイドラインだけでは良好な進展が難しい場面も多い精神科臨床。
治療の主軸となる薬物療法においても、
困難な選択や想定とは異なる結果に悩まされるケースも多いはずです。
本書は、そのような精神科薬物療法での迷い・困難に役立ててもらうべく、刊行されました!
サッと手に取ってその場で活用できるのはもちろん、
新たな知見やエキスパートの経験を知ることで自身の処方の幅が大きく広がる
実践的な薬物療法のヒント集です。
取り上げる薬剤は、抗精神病薬・抗うつ薬といった基本薬から、
リチウムやADHD治療薬、そして認知症治療薬まで幅広く網羅。
適応外使用や副作用対応なども詳細に解説し、
現場で生じがちな様々な疑問への対応にフォーカスしています。
そして、本書最大の特長となっているのが、
各執筆者が示してくれた「私はこうしている!」のパートです。
下記目次にもあるとおり、各領域の第一線で活躍する先生たちが
臨床経験や研究に基づいた考察をもとに、具体的な処方や考え方を記してくれています!
難渋しがちな「悩みどころ」の突破法が学べたり、
これまで見たこともないような処方を教えてもらったりと多くの学びが得られるはず。
さらに章末トピックスでは、妊産婦や高齢者、児童など特定の患者群に関するもの、
特別な注意が必要だったり新たな可能性を秘めた薬剤についてのもの、
肝機能・腎機能に障害を抱えた患者へのものなど
多岐にわたるテーマをコラム的にまとめていただきました。
学会シンポジウムの熱気が詰まったこの1冊が、多くの精神科医に届き
少しでも処方・診療がいい方向に変わるきっかけとなれば嬉しく思います!