内容情報
「世界でいちばん素敵な教室」シリーズ第22弾!
お城についての素朴な疑問に、美しい写真を添えて、
Q&A形式でズバッと答えるビジュアル図鑑です。
現存含めて数万はあったとされる日本のお城の魅力を
、 歴史・構造・見どころなど、さまざまな視点から紹介します。
城は、本来戦いのための施設でした。
多くの武将たちが命を懸けて、
自分の領土を広げようとして築いたにもかかわらず、
城は我が国を代表する芸術品でもあります。
それは、城主が自分の権力と財力を人々に知らしめようと
知恵を絞ったからです。
確かに、他を圧倒する大きさの天守は、
破風やさまざまな窓などを取り付け、美しさを醸し出しています。
それだけではなく櫓や土塀、高い石垣や広い堀など、
城を守るための工夫が城にはあふれています。
こうした城本来の持つ美しさを見るのも楽しみのひとつです。
さらに城を魅力的にしてくれるのが、絶景との融合です。
桜色に染まる天守や櫓、海や川の水に洗われる石垣、
雲海に浮かぶ城跡、新緑に彩られた土塀、
それぞれが一編の詩歌のような景観を生み出しています。
城跡から広がる絶景もまた、城の持つ魅力的な風景となっています。
本書は、城の歴史を学びつつ、こうした美しい景色を堪能できます。
城の美しさを実感しつつ、その構造や歴史の一端に触れてみて下さい。
(本書「はじめに」より)
美しくてタメになる! 入門書にもピッタリ!
日本の美しい名城