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「決算書(財務諸表/会計)」と聞くと、「苦手」「難解」と感じる人が、けっこう多いもの。
でも、そんなに身構えなくても大丈夫。
「決算書」を難しく感じてしまうのは、決算書の”作り方”から勉強しようとするからです。
もちろん、それができるに越したことはありませんが、会計士や税理士などは別として、一般のビジネスパーソンにとっては、読めれば十分です。
そして「読み方」は、そんなに難しいものではありません。
ただ「決算書」を「読めない」ままでは、のちのち致命傷になりかねません。
一定以上の地位にある人は読めることが前提であることはもちろん、
若手といわれる人の場合「決算書が読める」ことで、周りと差をつけたり、
一歩先をいく仕事ができるようになるはずです。
さらに言えば、社会現象を分析するうえでも、
「決算書」の知識が役立つことが、実はかなりあります。
本書では、決算書の基本となる、
「貸借対照表」(1章)、「損益計算書」(2章)、「キャッシュ・フロー計算書」(3章)の財務3表はもちろんのこと、
ビジネスパーソンなら知っておきたい「固定費と変動費」(4章)、
さらに一歩先を行くための「付加価値とPPM」 について、
押さえておかなければいけないポイントについて、マンガと解説によってわかりやすく説明しています。