内容情報
2010年代、どんどん更新されていくワールドミュージックを追い求め、アジア、中東、北アフリカへ。
パキスタンで伝統音楽とジャズのハイブリットを、インドで古典音楽とスーフィー音楽を、
レバノンでアンダーグラウンドのポップスを、イスラエルでジャズとロックを、トルコでクラブミュージックを、モロッコでジャジューカを。
世界の音楽に、その現場で向き合った記録。
《3・11東日本大震災以降の世界で、音楽を聴くことの意味はどこにあるのだろうか。
ましてや僕の専門分野であるワールドミュージックを聴くことの意味は何だろう?
僕はあの日以来、常に自分に問いかけている。[本書より]》