内容情報
うつ病を医師に任せきりにして通院治療を重ねるだけでは、初期治療に失敗し、重症化・長期化させるケースがよくあります。家族にも別の負担が重くのしかかります。そのためうつ病の場合は特に医師に任せきりにせず、家族が積極的に関与していくことが大切です。
著者は、妻が重度のうつ病に苦しんだ経験の持ち主。そのときの経験をもとに、うつ病患者の家族が直面する困難な状況に対処するメソッドを体系化しました。本書では、うつ病で苦しんでいる患者と家族が、段階を追ってケースごとに対応できる方法をやさしく紹介します。
読者対象は、家族がうつ病になってしまって、なかなか快復せずに悩み苦しんでいる人。またうつ病患者の家族、患者の職場の同僚、友人知人など、多くの人に役立つ接し方、対応方法の手法やヒントが盛り込まれています。