内容情報
マシンガンズ滝沢秀一氏(ごみ清掃芸人)推薦!
「面白すぎるだろ!
12年間ごみ清掃員をやってきた僕でも衝撃を受ける数々のごみ。
まだまだ僕はごみ屋敷という存在を舐めていた。ごみの正体って人間かもしれない。そう思った。ごみに蓋をすればまたひとつ社会に闇が葬られる。この本は社会が抱えている問題を露呈させた。」
白目をむきながらペットボトルに入れられた尿を流し、エロDVDの海に溺れ、矛盾に葛藤しつつもゴキブリを梱包し、猫の糞だらけにした飼い主に怒り、腐乱現場で亡き住人に心を寄せ、頑張りすぎてごみを溜めた住人を愛おしく思う……。ごみ屋敷清掃の現場は事件だらけ。
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それまでの人生で正真正銘、見たことのない光景が広がっていた。場所は郊外のとあるマンションの一室だ。
玄関のドアを開けたらごみ……?
肩の高さまでごみがある……?
目を逸らすことができなかった。
「柴田さんは、外で待っていてください」とグイッと防塵マスクを口にあてがい、防護服を着た作業員が躊躇せず中に入っていった。
すごい。かっこいい。
それが正直な感想だった。
〜「はじめに」より抜粋
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