内容情報
腎臓病の食事の常識が大きく変わってきた!
ステージ別のレシピを公開!
★最新研究で判明! 塩、たんぱく、カリウム制限は大幅に緩和できる
★ステージ3までは計算不要!
★腎臓を長持ちさせて透析を回避する食事を公開
皆さんは、腎臓病の人の食事について、どのような印象をお持ちですか?
きっと、「塩分が少なくて味気ない」「面倒な計算が必要だ」「とにかくおいしくない」といった、マイナスのイメージがあるのではないでしょうか。
でも、そのイメージは過去のものです。近年、腎臓病の食事療法は大きく変わってきています。
とくに変わってきているのが、「たんぱく質の制限を解除」「カリウム制限の緩和で生野菜、果物の制限を解除」「塩分の摂取量の変化」の3つです。
たとえば、従来の食事療法ならば、「腎臓病の疑いあり」の段階から、
「塩分摂取量は1日3〜6g」
に制限し、細かく計算するのがあたりまえでした。ところが、本書で紹介する新しい食事療法では、食事の質をよくすれば、
「過剰な塩分摂取を避ければよい」
として、特に計算は不要です(どのような食事がいいかは、本書をご覧ください)。
つまり、
「たんぱく質や塩分量を制限して、味気ない食事の時代」
から
「良質な食材で適切な料理法をすれば、細かい計算をせず、食事を楽しめる時代」
になってきているのです。
本書では、最新の研究で判明した成果を基に、腎臓病の新しい食事療法を
「腎臓をよくする食事の6ヵ条」
にまとめ、わかりやすくお伝えします。
質のいい食事を楽しみながら、腎臓を長持ちさせて、透析に至らないようにしていただければと思います。
※ステージ5の人は、主治医の指示にしたがってください。