内容情報
2014年にユネスコのエコパーク(生物圏保存地域)に登録された南アルプス。日本第二の高峰北岳を中心に3000メートル級の山々が連なる山脈は、豊かな自然や生き物、そして美しい景観の宝庫だ。そこから流れ下る大井川などの河川が、静岡の茶畑を中心とする農業を支えている。
いまここにリニア新幹線の巨大なトンネルが東西に貫通し、南アルプスの豊かな自然と人びとの生活を破壊しようとしている。何が起きようとしているのか? 本書は「ストップ・リニア! 訴訟」原告団 南アルプス調査委員会が、エコパークの存続の可能性をもふくめて全力を挙げて調査した報告である。